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中世の西洋の城における人々の構成と役割について。

ファンタジーものの漫画を描こうと思っているのですが、中世の城や教会で働いている人々の構成と役割が分からず困っています。どなたか、序列まで丁寧にお教え頂けませんでしょうか。分からなくても、そのようなことをまとめた本やサイトを知っているというような方がいましたお教え下さい。宜しくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

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  • shizumo
  • ベストアンサー率12% (159/1285)
回答No.1

領主 領主の家族 司祭 騎士 ・・・・・偉い人たち 城代 侍従 執事 家令・・  領主の側で直接仕えており領地の経営、徴税などをしているので平民よりえらい 小姓 女中(腰元) ・・・・・貴族や騎士の見習いで使えているので平民よりえらい 宮廷道化・・・特殊な地位 (領主のスパイなど諜報任務につくこともあり、また唯一領主に無礼なことでも自由にものを言える ・・・・・・・・・・・平民 兵士 馬丁 石工 大工 革職人 鍛冶など職人 料理番 洗濯女 召使 鷹匠 猟犬番 牢番 囚人 芸人 楽師 岩波書店 輪切り図鑑 「ヨーロッパの城」 城の構造や生活 人々の構成が精密なイラストで描かれています。 漫画を描くためには必需な一冊

その他の回答 (2)

  • k16399638
  • ベストアンサー率33% (342/1035)
回答No.3

中世における西洋の城についてですが、まず当然のことながら、その土地の軍事的要衝にあり、国防の任務(敵国、反乱者、野武士狩り等々)の基地として機能します(時には反乱者がこの機能をのっとって、利用するわけですね)。また城には王から任命された城主がおり、これらの任務をしながら、その地方から税金をとったり、橋の修理、道普請、民衆の訴えを聞く、教会勢力の管理(教会を通じローマ法王庁などが国内政治に干渉することがよくありました。王が教会を政治利用する時もありました)、時として裁判もおこないます。 当時は首都と言う概念がないので、王が宮廷と自分の旗(王旗)と共にその城に入場すると、そこが首都になります。城には王さまがいて、宮廷機能がここにある、という旗があがります。当然、城主には気の抜けない大イベントで、有能な城主は王からほめられ、不正を行っていたりした城主はエライ目にあいます(不正が王の指示の場合もあるので、単純にはいきませんが)。 当時は夜になると都会でも人通りが途絶えるほど明かりがありませんでした。城は軍隊を収容し、寝起きさせ食事をさせることもできる軍事基地としても機能します。馬、兵器も備蓄し、いざとなったら食料、馬の飼料、燃料も備蓄する存在でした。敵対勢力に攻め込まれたときは、城を守備しながら王にそのことを報告することも重要な任務で、そのための抜け道などを常日頃からチェックしておく必要もありました。 あと、時として城の地下牢に政治的犯罪者を収容することもありました。これは重大な任務で、死ぬまでいれておく、とか拷問して情報をはかせる、などという任務も、城主は王からの指令で行います。助命嘆願の文書などを受け取った時は、王に報告する仕事もあります。あの城に行ったら命がない、とかいう城も存在するわけです。 また、いいロケーションにある城の城主に任命されることは、名誉でもありました。その逆もあります。城は城主の社会的立場をあらわす物でもありました。貴族の名前のまえがきにはよく自分の仕事が書かれるのですが、××城城主、というのがハクになるわけです。 城の場所や機能により人数も序列もかわってきます。必ずいるのは料理人で、上手い料理ができる料理人は重宝されました。貴族意外にも食べさせなくてはならないので、その采配ができ、城の食料管理にも関わってくる、重要な仕事でもありました。 国内で内乱がおきると、どの城が見方、どの城が敵、というのは重要になってきます。「あの城が反乱者に加わった」とかいうウワサ、事実は、大変に重いものでした。少しでも多くの城をてなづけようと、密書や使者が飛び交うのはよくあることでした。 対外戦争になると、城は拠点防御基地として重要になります。城が強力な時は、敵軍が城を避ける行軍をするので、それをみこして作戦をたてることができました。逆に、敵に攻め込まれた時は、少しでも時間を稼いで見方の到着までがんばるのが、城の最重要な任務でした。 このサイトいいです。参考にしてください。 http://www5e.biglobe.ne.jp/~yueyue/tyusei/

  • red-melon
  • ベストアンサー率41% (46/112)
回答No.2

「知」のビジュアル百科25 中世ヨーロッパ入門 あすなろ書房 ビジュアル博物館 騎士と城 昭文社 中世ヨーロッパの城の生活/J.ギース、F.ギース著 講談社学術文庫 などが参考になるかと思います。 最初の2冊は写真や絵が豊富で、とても分かりやすいです。 No.1さんの挙げられていた 岩波書店 輪切り図鑑 「ヨーロッパの城」は、今絶版のようなので手に入らないと思いますので、図書館で探すとあるかもしれません。 私も持っていてこれはおすすめなのですが・・・

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