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新しい商品が出来るまで*食品
食品会社で勤められている方にお聞きしたいのですが、新しい商品が出来るまでにはどういった過程を踏んでいるのですか?商品化されるまでにどういうことをしているのか詳しく教えてください。
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- hi_ymkw
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>試作の段階が少量生産ということになるのですか? ここでいう試作とは実験レベルの試作から最終製品が出来上がるまでの全ての生産行為のことを指しています。いきなり大量生産すると失敗した場合、製造ラインの手直しなど大きな損害が出ますので、徐々にスケールアップします。 >試作の段階で細菌検査などしてデータなども取るんでしょうか?一般的にどういった項目で検査・・ 一般的に一概には言えません。製造するものによって検査項目は違います。 製造上必要なもの(原料の温度、物性、混合比率、反応温度、条件など)は詳細にデータを取るでしょうし、 完成品の検査では、製品に微生物が混入しないもの(例えば蒸留酒、焼成品など)に対して細菌検査をすることは無意味であると思いますし、法律で検査が義務付けられているものもあるでしょう。
- hi_ymkw
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どういうレベルで答えれば良いのか分かりませんのでごく簡単に触れておきます。 企画立案 試作 社内会議 生産・販売 大まかには上のような順序を踏んでいます。 ・企画立案は商品企画担当の部署が行います。 企画担当の思いつき、営業が歩いて仕入れた情報、POS情報などを基にした市場調査、同業者のパクリ、新技術を取り入れたもの等をもとにアイデアを練ります。 ・そのアイデアをもとに試作が行われます。 まず、中身ですが最初は小規模に、徐々に規模を大きくしていきます。 味を決めるときは、社内で評価する場合、一般市民を対象にする場合などがあり、アンケートを取り統計的に処理する方法が一般的です。 例外として、乳幼児向けの商品に適用する方法は例えば幼稚園に味を変えた対象物を持って行き一番消費されたものを採用する方法もあります。 味付材料の配合は外注に出す場合もあります。 外身ですが、デザイン(社内にデザイナーを雇用している場合がほとんど、そうでないところは外注)各種包装材料の決定、印刷 となります。POS、JANコード(バーコードの下に書いてある数字)もこのとき決定します。 試作と平行して営業戦略も検討される場合があります。 ・企画された商品が出来上がったところで社内の会議に通します。 この会議では、これを売れば儲かるかということを製造、営業が集まって議論します。儲からないという結論に達したものは容赦なく却下されます。 製造が決定すると生産ラインを組んで本生産に入ります。 少量生産で作ったものと本生産とでは規模が違いますから今まで見えない問題が生じることがあります。特に新技術を使った商品の本生産は軌道に乗るまで結構難問題が起こったりしますので大変なことが多いです。 生産をすればあとは出荷、販売です。 販売は営業の仕事ですが、店頭にマネキン(試食販売)を置いたり、ヂスプレイを置いて新商品だということをアピールします。(販促)
補足
わかりやすいお返事有り難うございます。試作の段階が少量生産ということになるのですか?試作の段階で細菌検査などしてデータなども取るんでしょうか?一般的にどういった項目で検査等行われているのか教えてください