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”技官”、”技術吏員”について
国立大学(そんなにレベルは高くない)の工学部に通う大学1年生です。 最近、自分の将来について考えていて、 いろいろ調べていたのですが ”技官”、”技術吏員”という職に目がとまりました。 僕は大学で学んでいることが少しでも活かせればいいと思ったのですが、 ”技官”、”技術吏員”になるにはどんなルートがあるのでしょうか? 公務員試験の合格が必要なことはわかったのですが もう少し具体的に知りたいので よろしくお願いします。
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- kabo-cha
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国家公務員の場合 国家公務員I種・II種試験等を受験します。I種試験では「理工I(工学)」「理工III(物理・地球科学)」のように、II種試験では「電気」「物理」のように分かれています。 これに合格すると(あるいは試験と並行して)官庁訪問を行います。官庁訪問とは各省庁や地方支分局で行っている面接で、うまくいけば内々定がもらえます。 理系出身者としては、理工農学の知識を生かして行政事務を担当する技官(たとえば国土交通省で河川整備計画を立てるなど)、理系出身者ながら文系出身者と同じように仕事をする理系事務官(たとえば総務省で地方自治体振興策を策定するなど)、専門分野で研究を行う研究官のほか、科学捜査研究所職員、特許庁審査官など多用な職種があります。 国直轄の研究所は徐々に減っていますが、独立行政法人等で個々に募集があり、基本的に待遇も公務員準拠のところが多いです。技術官僚として採用後、研究職に配置転換される例もあります。 また特許庁意匠審査官のように個々の官庁・機関で試験を行う場合もありますが、全体からみれば少数です。 地方公務員の場合 各自治体の試験を受けます。建築・土木・電気・農学など様々な職種で募集があります(自治体の規模や財政状況、人員の過不足によっては募集がなかったり中止したりすることも珍しくありません)。 一般的に文系公務員と同じく、1次筆記試験+2次試験(1次が択一の場合は記述式試験、論述試験)、面接(個別面接、集団面接、集団討論)などからなります。場合によっては技術面接が行われます。 都道府県や政令市など大きな自治体では研究職の募集もありますが、この場合は技術面接や、専門知識を問うた試験、研究のプレゼンテーションなどが課されたりします。