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4本足のイスと3本足のイス

いつだったかの数学の教科書に 「4本足のイスは、不安定になりガタガタなることがあるが、3本足のイスはガタガタすることはないのはなぜか?」 といったような問題がありました。 言われてみればそのとおりなんですが、これは数学的にはどんな答えになるんでしょうか? 長い間の謎でした。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.3

空間において,3点がいずれも重なっていない条件の時,3点を通る平面(これが床になりますね)は必ず存在する. だから3本足のイスは,たとえ斜めになっていてもガタガタしません. しかし,4点を通る平面ということになると,4点目が他の3点を通る平面上になくてはいけません. ですから,4点目が他の3点を通る平面上にあれば4点とも1つの平面上(床)にありますから,イスはガタガタしません. 4点目が他の3点を通る平面上になければ,1点だけ浮いた状態になるためイスはガタガタします. つまり,「空間において3点を通る平面は必ず存在するが,4点を通る平面が必ず存在するとは限らない」ということになります. いかがでしょうか.

t-to
質問者

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回答ありがとうございます。 落ち着いて考えればわかることなのかも知れないのですが、そこまでのアタマが・・・。

その他の回答 (6)

  • linus3030
  • ベストアンサー率21% (217/1007)
回答No.7

まったく別の場所に原点をとり XYZの直行座標系を考えると 平面の式は ax + by + cz = 1 となります。(厳密には原点を通らない任意の平面) でここに3点の座標を (x1,y1,z1)(x2,y2,z2)(3x,3y,3z) が満たすように a,b,c を定めることはできるが (連立方程式になる) (x4,y4,z4)が追加されると連立方程式が 解なしになる場合がでます。

t-to
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 座標で考える事までは気付きませんでした。

noname#3002
noname#3002
回答No.6

平面にイスを置いたとき、イスのそれぞれの足の先端が地面との接点になります。異なる3つの点を結ぶと必ず1つ平面ができます(数学的)。そのため、地面(平面)にイスを置くには3点で十分です。 ここで4つ目の点(足)が出てきた場合、この平面状に4つ目の点があった場合はいいのですが、少しでもずれていると、この4点では平面を形成することができなくなります。イスの製造過程で厳密に4点で平面を作れれば問題はないですが、そんなことは難しく、結果として、4本足のイスはガタガタするということになります。 ただ、『安定』と『ガタガタしない』は厳密には別です。 例えば4本足のイスの足を1本取って3本にしてしまっても、ガタガタはしませんが、安定して立っていることはできません。 これは、このイスの重心がこの3点の三角形の中に入っていないため、倒れてしまうのです。 「安定」という話であれば、地面についている点を結んだ面積の大きさ(3本足のイスは三角形、4本足のイスは四角形)と、その物体の重心の「位置と高さ」で決まることになります。物体の重心は先の図形の重心に近ければ近いほど、低ければ低いほど安定します。

t-to
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 確かに「ガタガタ」と「安定」は別モノですね。 平面としてとらえればよかったんですね。

  • ymmasayan
  • ベストアンサー率30% (2593/8599)
回答No.5

数学的とはいいにくい答えですが、 空間にある3点を含む平面は必ず存在するが 4点の場合、これを全て含む平面が存在するとは限らない。 ということではないでしょうか。

t-to
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 言われてみればその通りですね。 またよろしくお願いします。

  • old98best
  • ベストアンサー率36% (1050/2908)
回答No.4

いろいろな考え方がありますが、広く使用されている説明は、幾何学です。 「直線上ではない任意の3つの点を含む平面は、ただ1つだけ必ず存在する」 逆に言うと。平面に対して3つの点は、必ず1つの位置(状態)で接するというわけです。 これが4本足になると、「直線上に3つ以上の点が無い」という前提で、 任意の4つの点を含む平面は、ただ1つ存在するか、または絶対に存在しない」となります。 実際には1ミリとかそれ以下のすきまは分からない床や足の構造ですけど、理論的には4つの足の先端が平面の床に同時に4個接するのは奇跡という事になります。 ちなみに、これはユークリッド幾何学ですが、私たちの生活する空間ですからユークリッド幾何学でOKです。

t-to
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 「ユークリッド幾何学」は初めて聞きました。 もっと勉強する事にします。

  • NIWAKA_0
  • ベストアンサー率28% (508/1790)
回答No.2

「平面」の最小構成が、三角形だからです。 逆に言えば一直線上にない3点は必ず「平面」を構成することになります。 んで、安定するんですね。 4本足で4本の足の先が1平面上に無いと 「三角形2つ」の2平面を行ったり来たりするおでガタガタするのです。

t-to
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 なるほど~。 詳しい解説ありがとうございます。

  • ken-oo
  • ベストアンサー率44% (59/133)
回答No.1

数学的に言えば、 3つの任意の点を包含する1つの平面は常に存在するが、 4つの任意の点を包含する1つの平面は必ずしも存在しない。 と、いうことだと思います。

t-to
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 これは、何かの法則なんでしょうか。 意外と難しい答えなんですね。