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アセトンからエチレンの生成
アセトン(C3H6O)と高圧Heガス(約2Mpa)を使用しているのですが、 そこからエチレン(C2H4)が検出されました。 どのような変化がおこったと考えられますでしょうか? エタノールからエチレンは生成出来るとネットで出ておりましたが・・ また、アセトンと高圧Heガス(約2Mpa)からでなくても、エチレンが出来る様な状態をご存知であれば教えてください。 また、アセトンと高圧Heガスで爆発等が起こったりするのでしょうか?
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アセトンとHeガスがどう接しているのかよくわかりませんが、Heは不活性ガスで極めて反応性が低いので、除外して考えて良いでしょう。 だから「アセトンからエチレンの生成」というタイトルになっているのだろうと思いますが、私の知る範囲では(そんなに広い知識じゃないですが)アセトンからエチレンはそう簡単に生成しないと思いますよ。 エチレンが検出された濃度というか、量がどの程度なのかわかりませんが、微量不純物の場合最初に疑うべきは#1さんが言うようにコンタミです。つまり発生したのではなく、最初から混じっていたのではないか?を疑うべきです。 >エチレンが出来る様な状態をご存知であれば教えてください。 あえて挙げればエチレンは植物ホルモンで、リンゴの果実からはエチレンが放出され、他の果実の成熟を早めることがあります。果物店が閉店後、店内を密閉しないのは発生したエチレンガスを店内に溜めないため、という話を聞いたことがあります。 >アセトンと高圧Heガスで爆発等が起こったりするのでしょうか? アセトン蒸気と酸素が適当な割合で混ざった場合は静電気などで爆発する可能性は十分あります。アセトンのMSDSに爆発限界濃度が書いてあります。
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>アセトンと高圧Heガスで爆発等が起こったりするのでしょうか 本当にそれだけしか入っていないなら問題無いです。 一番気になるのは「原料」アセトン、タンクローリーかタンカーかそれともぐっと小さくなってドラム缶か、いずれにせよ調達時には「エチレン」は含まれていなかったことを確認して下さい。 含まれていなかったのに出来たとしたら「アセトンの分解によるエチレンの生成」ですから、プラントに異常が起きています。一番ありそうなのが触媒の劣化、これはもうプラント屋さんの出番です。 詳細に検討して貰って下さい。