道路の構造と設計について
今年から道路の設計をする会社に入社しました。いくつか分からない事があるため教えてください。
(1)道路の設計期間とは何をさすのか
(2)アスファルトに混合物(骨材)を入れる理由はなにか
(3)アスファルトの新材と再生材の違い
古くなった舗装を新しくするときに、剥がした舗装は再利用されてその再利用率はかなり高いと聞きましたが、実際高いのでしょうか?また、利用のされ方はどういったものなのでしょうか?新材に比べて再生材はどのような働きをしますか?
(4)CBR試験について、その具体的なやり方が解説されているサイトや動画、計算方法などが分かる資料はありませんか?また、素人がCBRの試験結果を見ても分かりません。結局のところ、何がどの程度の値であればどうなるのかが分かる資料はありませんでしょうか?皆さんの解説でもかまいません。教えてください。
ちなみCBR試験とは地質調査ということでよいのでしょうか?という事は工事を実際に行う前の調査として現地でやるものでしょうか?
(5)TAの解説として、アスファルト舗装の構造設計方法のひとつで、路床の設計CBRと舗装計画交通量に応じて目標とするTA(等値換算厚)を下回らないように舗装の各層の厚さを決定する方法。
という解説と、
TA(等値換算厚)とは、アスファルト舗装の路盤から表層までの全層をすべて表層、基層用加熱アスファルト混合物でつくると仮定したときに必要な厚さ。
という解説の2つがあるのですが、これを私なりに読むと、アスファルト舗装の下層路盤、上層路盤、基層、表層を全てアスファルト混合物で構成した時の厚さをなんらかの方法で算出して、その結果TAの目標値(単位が何か分かりませんが)が出て、それよりも丈夫に路盤から表層まで設計する方法がTAという構造設計方法だと読めるのですが。そういった解釈でいいのでしょうか?
正直これではさっぱり分からないので、どなたかTA(等値換算厚)とは何かというのを教えてください。
(6)交通量区分の単位で、舗装計画交通量(台/日・方向)とありますが、この単位が分かりません。1日あたり何台までは分かりますが、方向というのはどういう意味でしょうか?
また、N4交通が100以上250未満となっています。例えば、北から南に走る片側1車線の道路があったとして、そこを北から南に100台以上が1日に走りぬければN4交通の道路だと見るのでしょうか?
(7)道路の区分で、N4交通(旧A交通)と分類されている道路があるとします。これが都道府県道の山地部で、第4級道路というふうにも分類されていました。
N4交通という事は、一日に100~250台の大型自動車が通る道路という事ですよね?
都道府県道の山地部で第4級道路ということは、1,500以上の4,000未満の自動車(全種)が通る道路という事ですよね?
この二つの条件が合わさって、この道路はN4交通の都道府県道の第4級道路という読み方でよいでしょうか?
以上7項目です。いろいろあって申し訳ありませんが、どなたか教えて頂けると助かります。間違いもどんどん指摘してください。よろしくお願いします。
お礼
なるほど,そのような原因で補剛材が必要になってたんですね. 大変ためになりました. ありがとうございました.