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構造力学について質問です
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- foomufoomu
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前の回答にあるように「どの向きの力を正と定義するか」だけの話ですが。。。 建築では、モーメントは下側引っ張りになる場合を正 せん断は、微小断面にかかる力が ↑↓ になる場合を正 にとるのが普通です。 しかし、モーメント図は凸に変形する方向に書くことにしているので、正を下方向に、負を上方向に書きます。 つまり、普通のグラフとは上下が逆になっています。 なので、添付の図に書かれたグラフも、モーメントは上下さかさまに考えないといけないので、微分すると符号は合っています。
- ddtddtddt
- ベストアンサー率56% (179/319)
たぶん建築系の方だと思うんですが、土木ではふつう次のようになります。 まず左回転力と右回転力のどちらの曲げモーメントを+にすべきか?、という問題があります。ところが、片持ち梁(片持ち梁でなくても)から、微小要素を取り出して力の釣り合いを考えると、微小要素の左右の断面には大きさが等しく向きが逆の曲げモーメントが働きますよね?。つまり断面力としては、左回転力も右回転力もある訳です。 図の片持ち梁では、微小要素の左断面では左回転力が、右断面では右回転力が働きますが、どちらも部材の上側を引張状態にする力です。上側が引張状態になるとは、曲げによって部材が上側へ孕みだそうとするような状態です。そこで土木では、引張側である部材の上側に曲げモーメントの線を入れます。そうする事によって、部材の変形状態が読み取りやすくなるからですが、注意すべきは以上の理由から「曲げモーメント図は符号無しが基本」です。 次にせん断力Sです。せん断力Sは曲げモーメントMの微分です。じつは土木では通常、 S=-dM/dx (1) となります。これも「決め」なんですよ。SもMと同様に微小要素の両側では、大きさが等しく向きが逆です。左断面では上向きの力、右断面では下向きの力です。ところで微分するにはxの方向を決める必要があります。xの方向によって±の差が出ます。 xの方向は、部材軸方向に一致させるべきです。ところがここでもB→Aか?A→Bか?という選択肢があります。図であれば大抵はB→Aに取ります。そうすると(1)に従えば、Mの符号を「仮に」+として、MはB→A方向に減少するので傾きは-で、Sは+になります。こうするとSの符号が、B点の反力Raの符号と同じになってイメージしやすいのと、-無しの方がせん断力の応力計算が多少便利になるからです。 でも言ってしまえばそれだけの理由です。せん断力の応力計算と照査にせん断力の符号が関係しない以上、(1)の符号とB→Aか?A→Bか?は、原理的には完全に自由です。ただ余り勝手にやられても困るので、せん断力は「(1)で定義する」と決めておいて、部材軸方向はかなり自由に便利な方を採用します(暗黙の了解はありますが)。 (1)の符号と部材軸方向を決めて初めて、「図の読み取りやすさ」としてMの符号が意味を持ってきます。構造系で扱う部材は一本だけではありません。例えば構造系のどこかに片持ち部のような部分があれば、さっきのように部材上側の曲げモーメントラインを+とするのが便利そうです。そして一旦そう決めたなら、他の全ての部材にも同じ描画規則を適用し、首尾一貫させます。そのとき-の曲げモーメントは、図とは逆向きで変形状態(曲がり方)も逆だと、曲げモーメント図から一目瞭然にわかるようになります。 要するに、全ては「決め」の問題です。なので、業界標準と問題の「決め」に従って下さい。図ではA→B方向を部材軸方向(微分する方向)にしたいように見えますよ(^^)。 最後に(1)は、等分布荷重だけでなく任意の分布荷重で成立します。そして集中荷重の場合は、集中荷重の作用点でせん断力図が不連続にジャンプします。そのジャンプ量が集中荷重の値になります(なれれば読み取れるようになりますよ(^^))。その意味で(1)は、いつも成り立ちます。
- Broner
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微分するにしても、集中荷重では出来ない。 等分布荷重の時だけだよ。成り立つのは。