電顕でカーボン堆積？

質問

電顕で長時間見ているとその見ていた場所にカーボンが堆積するというような話を前に聞いたことがあるのですが、
これってどういうことなのでしょうか？
電顕は真空中での測定のはずなのに、どこからカーボンがやってくるのでしょうか？

回答No.1

eatern27 · ベストアンサー

貴方の想定している「真空」というのは、本当にガスが全く残っていない理想的な真空なのかもしれませんが、現実にはそうではありません。

装置の内部にカーボンの供給源があると、それだけ堆積速度が速くなってしまうので、(堆積が気になる場合には)供給源を作らないような工夫や注意(装置内を素手で触らないetc.)が必要なんです。

お礼

超高真空とかにしてもダメなのですか？

というかもしかしてカーボンの供給源というのは二酸化炭素だということなのですか？

回答No.2

eatern27

>超高真空とかにしてもダメなのですか？
まぁ、超高真空なら普通は大丈夫でしょうが、電子顕微鏡を動かすのに必ずしも超高真空は必要ありません。

>というかもしかしてカーボンの供給源というのは二酸化炭素だということなのですか？
二酸化炭素はどうなのか知りませんが、例えば、装置を大気にした時に内壁についたりとか、装置の中を素手で触ってついた油とか、ロータリーポンプ(使ってれば)とか、色々です。