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名指しのない「男/男性」「女/女性」の使い分け

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4499267.html 「さん」「男性/女性」「男/女」の使い分けのトピック、大変参考になりました。 推定無罪は大切な概念ですが、 その一線を越えない限りで曖昧を避けた読みやすい文章も必要だと思います。 そこで改めて名指しのない「男/男性」「女/女性」の使い分けについて 国語の面からおたずねします。 小説などで「男は__した。」といえば単なる中立的な描写です。 ところが話し言葉や報道の中では、特定人物を「男性」とせずに 「男」とする、言葉の選び方そのものが、ある「情報」を伝えます。 例えば、下の例で「男」を「男性」と入れ換えると大変混乱します。 (「容疑者」などへの書き換えはここでは別の話です。) 警視庁に出頭した男は「XXX」と名乗っている。住民票に書かれた住所は、XX市XX区だった。 男が住むアパートの1階に住む男性(32)は「自分は3年ほど前に引っ越し てきたが、(男は)10年ほど前に引っ越してきたと思う」と話した。 上の報道例で「男」と「男性」の使い分けを間違えると、 【 何 】が不正確である、間違っている、といえるのでしょうか? また小説などで「男は__した」としても正しいとき、 【 何 】が合っているから正しい、といえるのでしょうか? 用語・用法・用辞・語法・語彙・言葉遣いなどではなく なにかもっと具体的な、日本語の情報のマッピング(?)にあたる概念を 指す言葉があれば、ぜひご教授ください。よろしくお願いします。

みんなの回答

回答No.1

> 上の報道例で「男」と「男性」の使い分けを間違えると、 > 【 何 】が不正確である、間違っている、といえるのでしょうか? 例文で「男」を「男性」と入れ換えると、 警視庁に出頭した男性は「XXX」と名乗っている。住民票に書かれた住所は、XX市XX区だった。 男性が住むアパートの1階に住む男性(32)は「自分は3年ほど前に引っ越し てきたが、(男性は)10年ほど前に引っ越してきたと思う」と話した。 この程度の文章であれば、混乱するというほどのものではないでしょう。質問者さんが混乱するのはおそらく、『男性が住むアパートの1階に住む男性(32)は』という部分があるからだと思います。男性という言葉が続くからですね。なぜ解りにくいない文になってしまったのか、その鍵は修飾する語句にあると思います。 1. 警視庁に出頭した男性 2. 男性 3. (男性が住む)アパートの1階に住む男性 1.と3.の場合は、男性を修飾する句がありますね。ところが、2.だけないのです。そのために、2.の男性が1.の男性と同一人物なのか、2.の男性と同一人物なのか、或いはどちらでもない別の男性なのかが判りにくくなってしまってるわけです。そして、これを解消するには、2.の『男性』を修飾する語句を入れなければならないのですね。すなわち、 警視庁に出頭した男性は「XXX」と名乗っている。住民票に書かれた住所は、XX市XX区だった。 警視庁に出頭した男性が住むアパートの1階に住む男性(32)は「自分は3年ほど前に引っ越してきたが、(男性は)10年ほど前に引っ越してきたと思う」と話した。 こうすると、先ほどの文章よりはそれぞれの『男性』の区別がつきやすくなったと思います。(4つ目の『男性』はカッコ内に入っているので、質問者さんが文章を解りやすくするためにつけたものと解釈します。) > また小説などで「男は__した」としても正しいとき、 > 【 何 】が合っているから正しい、といえるのでしょうか? これについては、申し訳ないのですが、質問の意味を理解しかねます。報道の例と同列に考えていらっしゃるのであれば、それには無理があります。もう少し具体的な例を挙げていただければと思います。

ej_honyaku
質問者

お礼

お礼が遅れてしまいましたがご検討いただき、ありがとうございました。 あえて「男」を使わずとも、同様の内容を伝えることが可能であることを ご指摘いただきましたが、その文章と改めて見比べてみると、 「男」を「男性」と対比させて書き進める元の記事の方が 少ない言葉でうまく情報を伝える文章になっていることがわかります。 質問の答えを自分で出していいものかどうかわかりませんが、 探していた言葉は【素材待遇表現】だったのかも、と思っています。 元の記事は【素材待遇表現】を正しく使い分けているためにわかりやすい、というわけです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%85%E9%81%87%E8%A1%A8%E7%8F%BE とりあえず、ご報告まで。

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