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花街の「お茶屋」の語源
「置屋」は舞妓さんや芸妓さんを置いているところ(生活するところ)という意味だと思うのですが 舞妓さんや芸妓舞を披露したりする酒席の空間のことを「お茶屋」といいうのはなぜなんでしょう。
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茶屋というのは「出会い茶屋」や「待合茶屋」の略で 今で言うところのラブホテルに該当するものでした。 かつては芸妓との遊興や食事を楽しんで そのまま寝所も共にしてしまうといった利用法がされていました。 現在では法律や時代の流れにより ご質問のにあるような用途に限られるようになりましたが 「茶屋」という呼び方だけは残ったようです。 また、「茶屋」という言葉自体が 「お茶を出す店」と言う意味合いではなく 元は、街道沿いに設けられた休憩所であったことから 「休憩や接待の場所を提供する店」としての意味合いがあったようで 今で言う風俗店にあたる「色茶屋」や、水商売に当たる「水茶屋」、 本格的な料理を振舞う「料理茶屋」なんてのもあったようです。
お礼
ありがとうございます! なんか、質問した以上のことがわかって凄く嬉しいです。 「花街」と言う言葉をウィキペディアで調べると 「元々、遊女屋や芸妓屋が集まっている区域を指す名称である。」 とあり、なぜ 遊女屋と芸妓屋がいっしょくたにされてるんだろう、と 思っていましたが、そういうわけだったのですね!