田母神って言う人の…

質問

田母神って言う人が政府とは異なる論文を発表したと
ニュースで騒いでいますがあれはどういうことですか？

ニュースを最近全然見なくなったので
あれがどういうことか分かりません。

根本的な部分から教えて下さい。
後、これって思想の自由や表現の自由があるのでいいんじゃないかと思うのですがどうでしょうか？

回答No.9

anachronism · ベストアンサー

この問題については、発言が「シビリアンコントロールに反する」とかいう意見と、解雇が「言論の自由に反する」とかいう意見とがありますが、そう難しく考える必要もありません。要は、行政機関の要職にあるものが、政府の方針と異なることを、役職の名前の下で表明し、それにより政府が迷惑したので罷免した、というだけのことです。
一般企業で言えば、会社の方針と異なることを会社の重役がおおっぴらに役名で公表したせいで、会社が迷惑をこうむったからクビにした、というのと大差ありません。言っていることが正しいかどうかではなく、それが理由で会社が迷惑をこうむれば、それはそれで責任を取らなきゃいけません。それが、一般の職員と彼らのような「要職」にあるものとの違いです。

今回の論文発表は、とりあえず政府としては迷惑でした。それは田母神氏自身も「迷惑をかけた」ということで認めています。それで罷免されたわけですから、罷免されたこと自体には本人もあまり文句を言っていません。
ただ、それでほうっておけばいいものを、それを政局の材料にしようとする一部野党やマスコミが大騒ぎするもんだから、本人も反論するし、事態がこんがらがってきているだけのことです。この論文に不快感を示している「近隣国」も、不快感だけで政府に抗議しているわけでもなくずいぶんと大人の対応をしてくれているというのに、ね。

とにかく、もともとそんなに複雑な「事件」ではないのです。彼は言いたいことを言った。政府は迷惑したのでクビにした。本人もそれで納得した。本来はそれでおしまいになるだけのものです。それを国会に呼び出したりマスコミも必要以上に取り上げるもんだから、話がどんどんわからなくなってきています。
あまり騒ぎ立てると、せっかく大人の対応をしてくれている近隣の国も、黙っているわけにも行かなくなるでしょう。それだけが心配ですね。

回答No.12

7087

Ｎｏ．９さんの言うことがほとんどすべてだと考えます。

ただ、法的に懲戒処分にまるであたらないということを、
政府が説明しないことが、問題を大きくしているのでしょう。

「職務規定違反」とか、
いったいどの規定違反ですか？
そんな規定、ありますか？

「職務上知りえた’秘密の知識’を発表する場合管理者等の承認が必要」
とういうのはありますが、
「論文発表に上司の許可が必要」
なんて、聞いたことがありません。

マスコミの報道を、鵜呑みにしてはいけません。

文民統制にしても、
公務員が政治的意見を述べてはいけないということではなく、
あくまでも、政治をしてはいけないということです。

政府見解では、自分の職務を遂行できない、
ならば異を唱えるほうがよほど良い公務員では。

それを調整する、代議士を我々は国政に送っているでしょう。

その代議士の力のなさが、今回の問題の本質です。

回答No.11

noname#117111

「田母神氏の論文」を「国旗国歌」に変えて考えてみてください。
田母神氏を批判している方々がいかに偏った考え方であるということが分かると思います。

例えば国旗国歌に反対する教師が、持論を論文に書いたとして罷免されると思いますか？
国旗国歌に反対している教師が処分されるのは、学校行事を妨害した場合や、学習指導要領や教育委員会の通達などに逸脱して違った考え方を生徒に教えた場合など、職務違反を行った場合だけです。

これに対し、田母神氏は論文を書いただけです。
自らの職務は忠実にこなしていました。
「民間の投稿論文に持論を投稿してがならない」などという通達は政府から一切なかったはずです。

結局この問題は、「真実」とか「正論」とはほど遠く、イデオロギーの対立という極めて政治的な内容なのですよ。

「村山談話」が政府の公式見解であるということは否定しません。
ですが、これが個人の見解として真実か？と問われれば、「ＮＯ」と答える人はたくさんいるはずです。

これが国民全員「ＹＥＳ」と答えるのであれば、これはフセイン時代のイラクか、北朝鮮と同じである。と言わざるを得ません。

回答No.10

mat983

＞これって思想の自由や表現の自由があるのでいいんじゃないかと思うのですがどうでしょうか？

そんな単純な問題ではありません。
まず、論文内容は侵略戦争でないという結論を導き出すため、
論文の都合の良い所を抜粋した内容です。
これは問題ではありませんが、
こうした歴史認識に誤りがあり、偏った思想を持つ方が空軍のトップにいて、田母神学校と言われる部下を教育している点です。
また、言論の自由のもと言いたい事を言っている点です。
日教組を痛烈に非難し５日で辞任した中山国交相と良く似ています。
国の考えと違う事を言える立場ではありません。

また、田母神氏の論文に真っ向から反論できる政治家がいないことも大問題です。参議院の参考人招致では田母神氏の一人舞台になってしまいました。

また、このアパグループの懸賞は３００万円もの大金で、うさんくさいです。他の文学賞に比べても巨額です。

回答No.8

gohara_gohara

その内容云々という以前の問題があります。
職務規定違反というものです。
自衛官が、このような論文を投稿・発表をする際には、事前にその論文を投稿・発表をしてよい、という了承を得なければなりません。田母神氏は、その了承を得ずに投稿をしました。つまり、職務規定違反です。

恐らく、事前に了承を得ようとしても、了承は得られなかったと思われます。
しかし、これは「思想・信条の自由」、「表現の自由」の侵害とは言えません。
別にそれを考えてはいけない、ということはないですし（よって、思想・信条の自由は、守られています）、また、それでも投稿したいのであれば自衛官という職を辞するなど、方法はいくらでもあるからです。投稿や出版が不可能ではないので、「表現の自由」はいくらでもあります。

回答No.7

passward

>暴走しかねないような思想
この辺が、オカシイのでしょうね。

言論弾圧の方が、（過去の歴史上）暴走の可能性が高く
「この辺の歴史解釈が私は異なる」と発言しても、暴走にはなりようがありません。
昔の事を省みて、「ここは、こうあるべきだ」とか「これは、こう解釈すべきだ」でクーデターが発生すると言うのは根拠がありませんんし、
これは（本来）文民側で論議しなければならない議論であるのをサボっていたのが原因でしょう。

元々、日本では軍が存在しない建前になっているので
シビリアンコントロールの法体系は（完全には）存在しません。
「日本政府の言う事は絶対だ」の主張の基、彼の発言を追及するのなら
「軍は存在しない」となっているのを無視した主張（シビリアンコントロール論）は成り立ちません。
２枚舌の主張（政府絶対支持と政府主張無視とを使い分け）は、どうしても説得度に欠ける為
どうしても、反対論が出てくるのですねw

回答No.6

edoduki

表現の自由は憲法で無制限に保障されたものではない。
政治は自衛官などが自由に出入りできる場所ではなく、自衛官が文民の意思に反して身勝手な行動表現により政治に立ち入ることは国益を大きく損ない国民生活の平穏を侵害する。

回答No.5

galaco

今回問題になっているのはシビリアンコントロール下にあるはずの軍隊（自衛隊）のトップが政府見解と異なる政治的信条を公の場で表現したことにあります。

現在の自衛隊は便宜的には国民の統制化にあります。そしてその国民を代表しているのが政府です。つまり政府の下にあるはずの自衛隊が勝手な思想をもっては困るのです。

勿論、田母美さんが個人的にどのような思想を持とうとも自由ですし、現実的には彼が何かを発表したとしてもそれでクーデターが起こるわけではありません。しかし強力な軍事力を持つ自衛隊に対しては必要以上に慎重に取り扱う必要があるのです。その意味で、暴走しかねないような思想を公然と発言することはそのようなバランスを崩す恐れがほんの僅かにある、ということで問題にされています。

今回、問題とされていることは上のような事情があってのことです。ちなみに上記の話は現象の説明で私の思想とは関係ないのであしからず。この程度のことは表現の自由の範疇だ、と考える人がいることもまた事実ではあります。

回答No.4

passward

実務上は国の方針に従っていたのだから
プライベートな事（仕事外の事）は制限を受けません。
だから、法律的には懲戒免職は不可能だと言うのに
言論弾圧主義者が多くて、こういう事態になっていますね。

「国の方針」至上主義なら、反日教師のサボタージュ（国旗/国歌反対運動）を先に問題にすべきです。
完璧に違法な行為であり、その為に死者を出したり（校長をイビリ殺した）している以上
こちら（人の命）の方が重要度は上でしょうね。
※法治国家なのに、「下位職だから守らなくても良い」とか２枚舌（法の前の平等を無視）を出しまくっている者も多すぎw

まあ、内容的には見るべきものも無い低レベルの論文だが
それと、思想/信条の自由は別物ですねw

回答No.3

zoom10

田母神　論文　で検索すれば、論文が見れます。
9ページぐらいある論文です。

回答No.2

yamame17gou

航空自衛隊最高責任者が間違った認識、思考、論理の展開、教育、解任されても主張し続けているからです。