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基礎の納まりについて

鉄骨基礎(柱脚はベースパック)の施工図を作成するのですが、柱脚と梁の位置関係で迷っています。主に外回りの基礎なのですが、柱面に梁のラインを揃えて打ち増しで逃げるか、梁を柱中央付近に寄せて(配筋優先で)考えるかです。設計図には特に指定はありませんが、なんとなく梁自体が柱中央付近に寄っています。それぞれに利点はあると思うのですが、昨今ではどの様なケースが多いのでしょうか?(設計事務所に聴いてもあやふやな返答でした。)

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noname#102385
noname#102385
回答No.1

今日は cyoi-obakaです。 ベースパックの場合、アンカーボルトが太物を使用しますから、柱外面合わせでは、梁の配筋が納まりません。 従って、あなたの言う外面打増し基礎梁とする納まりも有りです。 しかし、この方法を採用すると、型枠工事は楽になるのですが、鉄筋量とコンクリート量が大幅に増加してしまい、同時に鉄筋の加工及び配筋手間が増加します。 土間スラブ(又は床スラブ)の納まりに依っても、その選択が変化するのではないですか? 私は、外壁の外面と基礎梁の外面を揃えるようにしてます。 そうすれば、外壁用の基礎(立ち上り)の打設が楽なので……… ただし、これだと柱型が外壁の外に100mm程度以上突出します。 しかし、コンクリート柱天端は、土間スラブ天端から200~250mm下がりになる(アンカーボルト天端納まりから)筈ですから、突出した部分は、45°程度のテーパーを取って、GLより上部に出ないようにしてます。 この様に納めると、配筋は容易に成ります。 鉄骨柱のサイズが大きくなると、アンカーボルトの本数が増えますから、梁主筋との干渉をチェックして、梁主筋の位置を決めます。 これで、鉄筋がコンクリート梁幅内に納まればOKとしています。 しかし、納まらない場合は、補強筋(打増し用)が必要ない範囲でコンクリートを内側で打増しします。通常50mm程度かな~! 以上が、通常私が描く施工図の納まりです! 本来、私は意匠屋ですが、自分の設計した建物は、自分で施工図を描きます。 工事屋さんに描かせると、チェックが大変だからなのですがネ! 参考になりますかどうか? 少し不安ですが………

woodriv
質問者

お礼

ありがとうおございます。 やはりこちらの裁量ということでしょうか。 大変参考になりました。また宜しくお願いします。

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