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冷間成形角形鋼管
鉄骨造に関する問題で 『冷間成形角形鋼管を柱に使用したラーメン構造は、梁崩壊型又はパネル崩壊型となるより、柱崩壊型となるように計画することが望ましい。』 とありますが、なぜこの問題は冷間成形角形鋼管を柱に使用したラーメン構造に限定しているのでしょうか? H型柱でも同じことなのではないのでしょうか? この肢は冷間成形角形鋼管設計・施工マニュアルからの引用問題と言うことなのですが問題の主文は鉄骨造に関する記述についての問題なので冷間成形角形鋼管に対してのみではおかしくないですか?
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NO.2 です失礼しました。 現行の一般的に使用している柱材で冷間成形しているのが角型鋼管だけだからかも知れません。 ルート1.2の時は梁崩壊形しか認められません。(梁崩壊計が担保される様な仕組み) 巾厚比の種別も現行のロールHのサイズを考慮して決めているようです。それを大きく超える事は法律では想定していないそうです。 靱性が大きく違う材料を組み合わせて使用する時は気をつけてということでしょうか、他の材料の組み合わせの時は望ましいですが、新しい工法が出てきたら法律も追加されるかも知れません。 ちなみに曲げ加工をすると耐力が大きくなりBCR材は加工前より高強度の耐力で設計している事はご存知でしたか? 又、追記で余計な事かも知れませんがSN材、冷間成形角型鋼管が言われ始めた時は中国製、韓国製の鋼材がかなり出てきた時と記憶しています。 品質で日本のメーカーを差別化したかったのかもしれません。
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- isaokunn
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意地悪にヒントだけ。 言葉をよく読むとわかってくるかも。冷間成形角型鋼管の本に書いてあります。 H鋼はよく ロールHといいます。 冷間成形はそのまま、冷たい状態で成形します。 問題の答えは ○ですか×ですか
お礼
ありがとうございます。 確かにBCRやBCPは常温成形なので曲げの部分はすでに塑性がされているかと思うので弱点になっているとは思いますが、柱先行崩壊を避けること自体がすべての構造物に共通なはずなのでわざわざ冷間成形角形鋼管だけに限定した言い方をするのはなぜかと思うのです。これが冷間成形角形鋼管に関する試験問題ならわかりますが、建築士の試験で鉄骨造として問題がつくられていますのでおかしいかと思ってしまいます。 これが一般的には柱崩壊型となるように計画することが望ましいが冷間成形角形鋼管だけはなにがなんでも柱崩壊型となるように設計してはならないと言うことならわかるのですが・・・
- jirounonus
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あくまでも推測の域なので恐縮ですが。 おそらく、冷間成形角形鋼管設計・施工マニュアル(いまは告示になっているかと思いますが)で、従来やってきた柱梁耐力比検討を多分に意識しているからではと思います。 つまり、冷間成形材では材料の品質に不安があるので柱崩壊を避けるため、梁用設計応力を割り増すが、H鋼では特段考慮しない。 と言うことを、暗に言っているのではと思うのですが。 もちろん、同じラーメンなので、設計の根本の考えは同じと思いますが、問題冒頭で、冷間成形と限定しているので、H鋼でも同じだけど、ここでは冷間に限定して考えて下さい、と言うことなのでしょうか。 ところで、この問題の答えは、×ですか?
お礼
ありがとうございます 答えは×です。 鉄骨に限らず柱崩壊型にはどの構造物でもしない方がいいかと思いますので、冷間成形角形鋼管設計・施工マニュアルが自分のことだけを考えて他の構造はどうでもいいが冷間成形角形鋼管だけは柱崩壊型となるようにはしないでくれと言ってるように聞こえてしまいます。
お礼
ありがとうございます >ちなみに曲げ加工をすると耐力が大きくなりBCR材は加工前より高強度の耐力で設計している事はご存知でしたか? 知りませんでした。。 >品質で日本のメーカーを差別化したかったのかもしれません。 なるほど^^;そういうこともあるかも わたしは、 『隣は知らんが私たちはきちんとしましょう』 と言う日本人的発想のマニュアルなのかなとばかり思っていたんですが