有効塩素について
次亜塩素酸ナトリウムの有効塩素濃度についてなんですが、JIS規格には以下のようにあります。
1. 200 ml 容メスフラスコに,次亜塩素酸ナトリウム溶液をホールピペットで 10 mlとり,標線まで水を満たし混合する.
2. 300 ml 三角フラスコにこの溶液をホールピペットで 10 mlとり,水を加えて約 100 ml にする.
3. 300 ml 三角フラスコに同様に水を 100 ml とり,ブランクとする.
4. ヨウ化カリウム 1~2 g,酢酸(1+1) 6 ml をメスピペットで加えてパラフィルムで栓をし,よく振り混ぜる.(2I- + ClO- + 2H+ →I2 + Cl- + H2O)
5. 暗所に約 5 分間放置する.
6. 0.05Mチオ硫酸ナトリウム溶液をビュレットから滴下し滴定する.
7. 溶液の黄色が薄くなったところでデンプン溶液 3 ml を加える.
8. 生じた青が消えるまでさらに滴定する.(I2 + 2Na2S2O3 → 2NaI + Na2S4O6)
9. 計算は,次のとおり
有効塩素量 (W/V%) = {(a × f × 200/10) / 10} × 0.00177 × 100
ただし,
a : 0.05M チオ硫酸ナトリウム滴定値 (ml)
f : 同液のファクター
この0.00177ですが、私の考えではどうしても0.00177×1/2になってしまいます。
どなたかこの算出式の詳しい説明をしてくれませんか。
あと、できれば有効塩素濃度の正確な定義も教えてください。