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限外ろ過について
私はタンパク質を扱う実験をしています。 タンパク質を大まかに分画しようと、限外ろ過を行いました(分子量1万のフィルターを使いました)。 限外ろ過したタンパクをSDS-PAGEで確認したところ、フィルターを通過したタンパクなのに分子量4万くらいのところにもはっきりバンドが出てしまいました。フィルターを別の会社のものにしても同じ結果になります。 粗タンパクと一致するバンドなので、コンタミではないと思うのですが、どのような原因が考えられるのでしょうか。 ご意見よろしくお願いいたします。
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限外濾過は、この20年やっいませんが。 膜に空いている穴は、1万より大きいものを通過しにくいだげて、絶対にとおらない、という代物ではありません。そもそも、1万は通すが、10001なら通さない、なんてことはありません。4万なら、やや通りにくい、という程度です。 膜を通すと、4万の割合が減っていると想いますが。分子量が大きくなるにつれて、その割合が減っているハズです。 また、タンパクの形状の問題も。同じ分子量であっても、球形のタンパクとラクビーのボールのようタンパクだと、濾過される率は異なります。
お礼
膜を通すと確かに大きいタンパクの出る割合は減っていました。タンパク質の形状については頭に入れていなかったので、勉強になりました。 ご回答いただき、どうもありがとうございます。