- ベストアンサー
太陽と月が大きくなる理由
太陽と月は昇る時と沈む時にものすごく大きく見えますが、どうしてそうなるのでしょうか。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ものの見え方は、同じ大きさのものなら、遠くにあるほど角度が小さく見えます。また、同じ角度に見えているものなら、遠くにあるほどその物体が大きいはずです。 太陽や月が地平線付近で大きく見えるのは「天体錯視」と呼ばれるものですが、次のようなことだと思います。 誰でも、頭上に広がる空をドーム状の天井のような感覚で捉えていると思いますが、その形は自分を中心とする球ではなく、頭上は低く地平線近くでは遠い、少し扁平な天井のように感じているのではないでしょうか。 で、月が地平線付近にあるとき、真上にあるときと同じ角度に見えているのですが、「真上より遠いところにあるのに同じ角度で見えている」ので、大きく感じるのだと思います。 次のページにある図がわかりやすいと思います。 http://shinobu.cocolog-nifty.com/apty/2005/04/post_1.html
その他の回答 (4)
- sanori
- ベストアンサー率48% (5664/11798)
こんばんは。 それは、錯視(目の錯覚)です。 日の丸の旗が、赤玉の大きさはそのままに、余白の白い部分だけが上下左右に引き伸ばした状況を想像してください。 何となく、赤玉が小さく見えるような予感がしませんか? 逆に言えば、赤玉の大きさの比較対象となる「旗の輪郭」が、赤玉の近くにあると、赤玉が大きく見えるわけです。 下記リンクの「デルブーフ錯視」の一種であると考えられます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8C%AF%E8%A6%96 以上、ご参考になりましたら。
お礼
ありがとうございます。 もちろん錯覚なのですが、その錯覚がなぜ起きるのかが解らなくて質問しました。
- ORUKA1951
- ベストアンサー率45% (5062/11036)
「太陽と月は昇る時と沈む時にものすごく大きく見えますが」 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ということから、同じ大きさであることは理解されているので、 月を箒で叩き落とそうとしてもたわないので屋根に上ったという話を聞いたことありませんか? 遠くにあるものの、ものの大きさを推測する場合は、それが自分からどの距離にあるかと仮定してから、推測します。 箒ではたこうとするのは、それが届きそうだからですよね。 一方、地平線間近だと、太陽や月がどの距離にあるかを推測できるものが同時に視野にありますから、すくなくとも遠くのビルよりは向こうにある。数メートル先にあるときと、200m先のビルの後ろにあるものじゃ、同じ視角でも・・・ 手が届きそうな月を長い棒ではたいてごらん・・棒をさし出したとたんに小さくなるから・・・
お礼
ありがとうございます。
ご自分で一度測定してみてください 大きさに差はありません 天空に有る場合比較対象物が有りませんが沈むときには地上物と重なって大きく見えるように錯覚するのです
補足
ありがとうございます。 一度天頂付近にある月をビルの谷間から見上げたことがあるのですが、なぜか大きくは見えませんでした。 不思議ですね。
- 4500rpm
- ベストアンサー率51% (3212/6290)
地上の物体と比較するから大きく見えます。 手を伸ばして5円玉の穴を通してみると同じ大きさです。
お礼
ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。 天球の概念はイメージするのにやや骨が折れましたが、概ね理解出来ました。 地上では近景と遠景の比較で遠近感が働く(遠くの物が小さく見える)けれども、月はどこにあっても見かけの大きさが常に一定だから、地上付近では相対的に大きく感じてしまう・・・。 つまりこういうことですね。