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太陽・月の高度について
私は高3の女子なんですけども、星のことが好きでよく夜空を見上げます。冬は寒いけれど、1等星が7つも見えるし、すばる星も見えてとってもきれい。昨日夜空を見上げたら月が真上にあがっていました。冬の月ってこんなに高く上がるのかしらって思いました。確か夏場に見た月は高さがこんなに高くなくて、太陽の方がはるかに真上近く上がるのを記憶していたので、「月と太陽とは逆の高さになるんだ」って(大発見したみたいに嬉しくなって)勝手にそう思いました。 これは単純に言えば、地球は公転面に対して赤道面が23.5度だか傾いていますよね。夏の昼間は面が下方に傾いている(北半球)から、太陽が直角近くにあたって、夜の面は上にあがっているので月が低く見える、冬はこの逆になるから、太陽と月の高度は逆になる。という考えでいいのでしょうか。南半球に行くとまたそっくり逆になるのでしょうね。 (星のことに興味を持つ女の子ってなかなかいなくて聞けないのです。クラスに男の子で星に詳しい子いないし。星に詳しい方、教えてください。)
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月は夏でも高く昇りますが、夏に月が高く昇る時は常に昼間なので見え難い(または見えない)のです。 例えば最近月が一番高く昇ったのは昨年12月12日の十五夜月で、南中時の高度は東京で約81度でしたが、今年6月22日の新月は同じく約81度まで昇ります(新月はもちろん目に見えませんが)。
- yoshi3746
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- yoshi3746
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おっしゃっていることは大体合っていますが、それは満月のときのみです。 月の南中高度の変化は、季節に加えて月の形(月の位置)によって変わります。そしてその原因は、あなたのおっしゃる通り、赤道面(あるいは地軸)の約23.5度の傾きです。 白道と赤道面とのずれは微々たるものです。これでは月の南中高度の変化を説明できません。 例えば、冬至の日。 新月→太陽と同じ側→冬至の日の太陽と同じ位置→月の南中高度は低い 満月→太陽の反対側→夏至の日の太陽と同じ位置→月の南中高度は高い 上弦・下弦の月→春分・秋分の日の太陽と同じ位置→月の南中高度は約55度 添付した図でよく考えてみてください。
お礼
皆さん本当いこんなに詳しく調べてくれて本当に申し訳ございません。 なんだか、私が何の気なしに思ったことを聞いただけなのに、こんなに皆さんお時間を費やして、詳しく調べたり、gooメイルを送っていただいて本当に感謝です。というより申し訳ない気持でいっぱいです。
- equinox2
- ベストアンサー率48% (321/660)
こちらで「月」をクリックして、月の赤緯を見てください。 http://park12.wakwak.com/~maki/sundata.htm 一月弱で大きく変動していますが、これは夏でも冬でもあまり大きくは 変わりません。 また、こちらで、月の月齢が表示されている日を確認して、満月の日を確認して、 先ほどの赤緯と比較してください。 //park12.wakwak.com/~maki/fullmoon.htm これらから判ることは、満月の前後では、夏は月が低く冬は月が高いですが、 それ以外では、同様とは限りません。 #月が高いのが目立つのは満月のころなので間違っているわけではないですが・・・ #あくまで一般人の参考意見ですが・・・
お礼
わぁ、こんなことまで詳しく研究している方がいらっしゃるのですね。 本当にありがとうございます。こんなに私のような一人の高校生のためにお時間を割いていただいて本当にありがとうございます。
- debukuro
- ベストアンサー率19% (3634/18947)
月の東京での子午線高度は約76度です 最低の子午線高度は約34度です これは1年にそれぞれ約13回あります 夏の太陽の子午線高度は約78.5度です 冬の太陽の子午線高度は東京で約31.5度 冬の子午線高度は太陽よりも月の方が高いのです
お礼
ほんとうにありがとうございました。 何かとっても専門的なようにも思えて、複雑で今の私には理解できないところがありますが、少しずつ勉強して、分かるようにしたいです。 星のことが詳しい女の子がいてもいいかなって思います。
白道を考慮しても、 >違っていません。あなたのお考えの通りです。 です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E9%81%93
お礼
わぁ、すごいことが調べられてびっくりです。 考え方の基本はあまりずれていないので安心しました。 でも地球や太陽や星などの動きってとっても複雑なんですね。 ところで白道と黄道は学校でも習ったようですが、どうしても理解できないです。特に太陽は昼間なので星の間を動くというイメージがわかりません。ともかくすこしりこうになれたかしら。 ありがとうございます。
- pasocom
- ベストアンサー率41% (3584/8637)
違っていません。あなたのお考えの通りです。 >地球は公転面に対して赤道面が23.5度だか傾いていますよね。 そのとおりです。 >夏の昼間は面が下方に傾いている・・。 「下」という表現はなんですが、「南」に傾いているといえば正解です。 >夜の面は上にあがっているので月が低く見える・・。 この場合「月」というのは「ほぼ満月の状態の月=地球から見て太陽と反対側にある時の月)」ということですね。 >南半球に行くとまたそっくり逆になるのでしょうね。 これまた正解です。 ちなみに清少納言の「枕草子」(春はあけぼの・・)では「冬は月夜・・・」といっていますね。(うろおぼえですが)。これはやはり冬場は月が高く、さえざえと輝くのできれいなのでしょう。牛車で川を渡るときに水がきらきらとはねて輝くのがいとおかし・・・とかいってたような気がします。
お礼
本当にお忙しいのにありがとうございました。 「下」と言わすに「南」というんですね。 そうですね。「下」って言ったらなんだか宇宙空間になってしましそう。 清少納言のことは知らなかったけれど昔の人も私と同じことを感じたなんて何だか素敵な気分になれたみたいです。
- singlecat
- ベストアンサー率33% (139/418)
残念ながら違います。 惑星の衛星は赤道面を周回するのが多いのですが、月は赤道面から傾斜した軌道を周回しています。またこの傾斜も周期的に変動しています。 いずれにしても、軌道が傾斜しているために、見かけの高さが変わるのです。 間違ってはいましたが、疑問に思い、仮説を立てるのは素晴らしいですね☆彡
お礼
ありがとうございます。 みなさんのご回答を見ると天体の動きってとっても複雑なんですね。
補足
ごめんなさい。No2,No3の方と全く反対のご回答でどれが合っているのかわかりません。 私の見たのは昨日ですから、上弦の月を少し越えた時点(カレンダを見ると9日が満月になるようです)で見た状況で、No2の方のおっしゃる通りですが、
お礼
もうなんとお礼を言っていいのかわかりません。 まさかこんなに多くの(7人)もの方々が私のたった一つの小さな疑問に時間を割いていただいて申し訳ないです。 私は自分の思っていたことが合っていたか、あるいはだいたい正しかったかを知りたかった程度なのに、すごい専門的な知識を出して教えていただき本当にありがとうございます。 このままだと、私将来は天文学者にならないといけなくなりそうなのでこのあたりで締め切らせてもらいます。 昼間、映画に友達と遊んでしまった(mamma miaを見ました)間に皆さん真剣に回答いただいたんですよね。(お礼の代わりは「天文学者になること」なんて課題を負わせられたら困ってしまうわ。でも、女性天文学者になるのもいいかも)