未成年者による犯罪被害の損害賠償の可否について

質問

いつも参考にさせていただいており、今回の質問にも類似のものがあるかもしれませんがお分かりの方がいらっしゃればご教授いただきたいと思います。

先日、親族が手持ちバッグをひったくられるという被害に遭い、その際にバッグを離さなかったことで転倒、靱帯損傷という怪我を負ってしまいました。

結果的に、犯人は捕まったという連絡が警察からあったそうですが、未成年者だったため（？）に詳細な情報は教えてはもらえませんでした。

そこで質問なんですが、本人もしくはその親権者に対して、怪我の治療費や取られたバッグの中身相当金額（現金その他）の弁償というかたちで請求できるのでしょうか？
また、出来る場合はどのような手順で行えば良いのでしょうか？

逮捕されたという点においてはホットしていますが、本人やその周りの人間としては、それ以上の辛い思いをさせられたという思いがあります。

出来れば、この痛みを加害者にも味合わせてやりたい…でも、それが出来ない以上は金品による補償を…そう思う次第です。

拙い文章で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

回答No.3

oska · ベストアンサー

＞本人もしくはその親権者に対して、怪我の治療費や取られたバッグの中身相当金額（現金その他）の弁償というかたちで請求できるのでしょうか？

先ず、犯人（本人）の責任能力有無が問題になります。
未成年でも「責任能力有り」と判断されると、損害賠償責任は「加害者本人にあり、保護者には請求不可能」です。
昔、横浜市で自転車に乗った加害者が、女子高校生と衝突。女子高校生は「半身不随」になりましたが、裁判でも「加害者本人は責任能力があり、加害者本人に対して２０００万円の損害賠償支払い命令」が出ています。
このように、加害者が責任能力があると見なされる場合は、加害者本人に対して損害賠償を請求します。
今回は、加害者の年齢が分かりませんが、中学生（１２歳）以上だと責任能力があると見なされるでしよう。この場合、保護者に損害賠償責任はありません。（昭和４９年最高裁判決）

＞出来る場合はどのような手順で行えば良いのでしょうか？

先ず、親の監督義務違反と未成年者の不法行為によって生じた結果との間に相当因果関係を見つけて下さい。
因果関係があれば、「その親も損害賠償責任を負う」との最高裁判決があります。

まぁ、こんな難しい話をしなくても、＃１＃２の回答の見れば分かる通り「未成年者の犯罪に対しては、親が全て賠償責任を負う」という誤った考え方をしている方が大半です。
ですから、「加害者（本人）とその保護者に対して、損害賠償請求」を行なって下さい。
出来れば、損害賠償額の明細（治療費領収書・バックの時価その他）を添付資料として「内容証明郵便」で親に請求して下さい。
「子供がした事だから、親は関係ない」との回答があれば、残念ですがお終いです。
が、普通の親ならば弁償すると思いますよ。

お礼

ご回答、ありがとうございました。
専門化にも相談しましたが、先方の支払能力無しということで決着？したみたいです。

回答No.2

debukuro

保護者に請求すればいいのです
保護者は被保護者の行為に責任があるのです

お礼

ご回答、ありがとうございました。
専門化にも相談しましたが、先方の支払能力無しということで決着？したみたいです。

回答No.1

chie65536

未成年者が起こした損害の賠償は、保護者に対して行う事が出来ます。

お礼

ご回答、ありがとうございました。
専門化にも相談しましたが、先方の支払能力無しということで決着？したみたいです。