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雑所得と事業所得について
小規模でせどりをやっています。単純に、この1年の売上-この1年の仕入れ額や経費の計算式で出した金額は60万程度です。 レシートはとってありますが帳簿等はつけておらず、1点ごとの利益や棚卸の概念等わかりません。 一応、「継続的に」やっていることはやっているのですが、白色申告「雑所得」で上記の計算式程度の情報で確定申告することはできるのでしょうか。
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あなたの仕事の利益を計るのに、まず「20円で仕入れた本が220円で売れたので200円の利益。それが積み重なってくので、合計の利益がいくら」という考え方を改めましょう。 一冊づつ仕入れるわけではないですよね。まとめて仕入れるのが常で、売るときには適宜利益を加算してるのだと思います。 簿記の基本的な考え方を理解すると、簡単に出来ますので、紹介しましょう。 まず、今年の1月1日から仕事を開始したと仮定しての話です。 売り上げは一年間の合計でいいですね。 本の仕入れ額だけが経費になるとして、一年間に仕入れた本の仕入額の合計額が、売り上げに対する経費だと考えます。 「売り上げ合計」-「仕入れ合計」が利益です。 ここまで来て、あれ?っと思うでしょう。 そうです、年末までに売れなかった本を忘れてます。 これを「在庫」といい「たな卸し資産」といいます。 売れてない本まで経費にしては、所得が少なくなってしまいます。 ここのところまで、理解できなかったら、よく考えて理解してください。 理解できたら、正しい利益は 「売り上げ合計」-「仕入れ合計ーたな卸し資産(本の売れ残り・在庫)になることが、自然にお分かりになると思います。 さて、今年の一月一日から事業開始したという、仮定をはずしましょう。 どういう計算をしたらよいのかと思われることでしょうが、これまでが理解できてるなら、簡単な話です。 今年の一月一日以前から仕事をしていたのですから、前年からの在庫があるはずです。前年12月31日付けでの「たな卸し資産」がそれです。 前年からの「たな卸し資産」に今年になってからの「仕入額」を足して、今年の年末の「たな卸し資産」をマイナスすれば、今年の売り上げ原価になります。 理解が難しいようでしたら、次のように考えてみてください。 みかんが3つある状態で、八百屋で8つ買ってきました。いくつか食べて数えると2つ残ってました。いくつ食べたでしょうか?という問題です。 答えは9個です。 3+8-2=9 というわけですね。簡単すぎるかもしれませんが、これが基本の「原価となる仕入れ額」の出し方の考えかたです。 お話のとおりですと、昨年末のたな卸しがされてないようです。 今年の確定申告については、次のようにされるのがいいでしょう。 1 たな卸しは正確にする。 2 今年の申告は事情を税務署員に説明して、利益率で申告する。 なお、売り上げの経費には、仕入れ額だけでなく、ガソリン代やその他の経費が入ります。 頑張ってください。
まず、雑所得ではありません。事業所得です。 事業所得は、収入から経費を引いて出します。 収入は総売り上げの計(ここで経費をひいてはいけません) 経費は本の仕入れ額、仕入れにかかるガソリン代などです。 本については、年度初めに手元にある本の仕入れ代金に、一年間で仕入れた本の代金を足して、年度末に残ってる本の仕入れ額を引いたものが収入に対しての本の「原価」です。 年度末に残っている本の仕入れ額というのが、いわゆる「たな卸し」です。 以上に出てきた計数がわかっていれば確定申告できます(事業所得ですよ)
お礼
ありがとうございました。 1点ごとの利益がわからない、というのは、、 売れたものの仕入れ代がいくら、売れてないものの仕入れ代がいくら、というのが出せないということなのですが、こういう場合どうしたらいいのでしょう。 自分の中では、(売れようが売れまいが)月の仕入れ総額がいくら、月の売上総額がいくら、だから利益はいくら、という感覚でやっていたので・・・ 売れてないものの仕入れ代というのは、経費にいれてはいけないのですよね? そこのところが困っていまして・・・