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事業主貸が増えると申告する所得も増えるのですか?
主人の実家が個人自営業をしています。今まで帳簿をきちんとつけていなかったのを改善しようということになり、今年1月から私が経理を担当しているのですが、わからないことがあり、質問させていただきたいのです。 事業主貸という科目で処理しなければならないお金がけっこうあります。事業主貸というのは個人で使用したお金という計算になるので経費にはならないそうです。 ということは確定申告の際、収入から経費を引いた分が所得となり、所得税を払うことになりますが、事業主貸が多いと申告する所得も多くなり、支払うべき所得税も増えるということでしょうか?
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事業主貸や事業主借の勘定科目は、資産勘定です。つまり貸借対照表の勘定科目です。事業主貸は元入金で、会社で言えば資本金や利益剰余金です。 事業主貸が増加したから、税金を多く払うと言うことではありません。 事業が好成績で利益(損益勘定)が計上されたから、現金が増え預金が増えるのです。その結果、利益も増え税金を納付することになります。 事業主貸と事業主借は、事業本体とオーナーとの貸し借りです。営業で利益が上がり、その一部を生活費にオーナーが引き出せば、それは事業から見れば、オーナーに貸し付けたものです。 生活費が経費にはならないのは当然のことです。 資産勘定と損益勘定をごっちゃにしてはいけません。損益勘定で事業の業績が分かり、その利益が現金や預金という資産に変わるのです。 事業が不振であれば、支払いにも困り、オーナーの資金を投入することになります。これを事業主借という勘定科目で処理します。 こうゆう状態が続けば、元入金を食いつぶすことになります。 事業主貸で事業からお金を引き出せるということは、自営業が順調に営業がされているということで、むしろ喜ぶべきことです。 白色申告から、青色申告に変更され、商工会議所の会員となり、青色申告会に加入して、事業の申告をきちんとされた方が、よろしいかと思います。
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- kinoman
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事業主貸と事業主借のバランスもありますし、必ずしも所得が増えるわけではありませんが・・・ まあ、帳簿をきちんとつけていなかったということなので、以前は生活費も事業の経費に入れられてたんでしょうね? 万が一税務調査が入って、とんでもない金額の税金をさあ払えと言われたら、それこそ家族全員が不幸なことになると思います。 ですので多少嫌な顔されてもきちんと申告されていたほうが、後々の家族の為にもいいかと思いますが。
お礼
実は、税務調査をされ、とんでもない金額の税金を払わされることになりました。そのこともあって、帳簿をきちんとつけていこうという話になったのです・・・。 せっかく助言いただきましたが、申し訳ありませんでした。
- mukaiyama
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>事業主貸というのは個人で使用したお金という計算になるので… 「個人で使用した」という表現が間違っているわけでは決してありませんが、生活費だということです。 原点に返って、人間は何のために商売をするのか考えてみてください。 生活していくためです。 生活していくためのお金が事業主貸であり、サラリーマンの給与に相当するものです。 >確定申告の際、収入から経費を引いた分が所得となり… 「仕入」も引くことを忘れてはいけませんよ。 >事業主貸が多いと申告する所得も多くなり… 逆です。 もともと、事業主貸は所得の一部です。 所得が多いから、事業主貸も多くとることができるだけです。 事業主貸に区分する支出が少ないとしても、決算書で所得が多くなれば、そのように税金はかかってきます。 事業主貸が多いということはは、それだけ豊かな生活を送っている証拠なのです。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 今月の確定申告(H18年度)で申告した所得金額を、19年度1月~3月の事業主貸だけの総額で上回りそうな感じです。 今までの申告がいい加減だったのでしょうか? 私が帳簿をつけはじめたことで、支払うべき税金がものすごく増えることになりそうで、まいったなぁ~。 主人側の家の帳簿なので、嫌な顔されるかも・・・。
お礼
とてもご丁寧に説明いただき、ありがとうございました。 すごく良くわかりました。 税理士さんに顧問をお願いして、青色申告の手続きをとりました。