- ベストアンサー
添加・錠剤等のビタミンCはトウモロコシ由来ですか?
遺伝子組み換え食物についてお聞きします。 私はビタミンCが入っていることがうたい文句の食品(C1000タケダ等)や、ビタミンC剤を採ることが好きなのですが、こういった安価なビタミンCはとうもろこしから作られると聞きました。 これは本当でしょうか? また、これが事実かは別としてもこういった原材料が遺伝子組み換え食品を使用しているかいないかチェック体制はどのようになっているのでしょうか。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
いろいろ迷惑な回答をして申し訳ないです。MiJunさんのおっしゃる通り。ビタミンC製剤の99%は化学合成によるものです。天然のVCがL-アスコルビン酸で、化学合成するとL型とD型が半数ずつでき、D型は吸収されないのですが、現在のVC製剤はすべてL型(酵素や微生物の働きでD型→L型ができる)だそうです。 さて、デンプン→糖(L-ソルビトール)→L-アスコルビン酸(VC)と合成されます。原料のデンプンですが、大多数が「イモ」(馬鈴薯)だそうです。ただ、安価なトウモロコシ原料とするものもあるようです。 遺伝子組み替えの混入の可能性は否定できません。 どうも、あまりよくないURLをうのみにして、企業戦略に引っかかったようです。ただ、自然食からビタミン類を取るのはよいことだとされています。他の栄養素、他のビタミン類、食物繊維などは野菜・果物で取るのがよいと思います。しかし、ポストハーベストの問題はと言われるとどうしましょう。無農薬野菜でしょうか。
その他の回答 (5)
追加情報です。 以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか? 「ビタミンの「質と量」」 「ビタミンCの情報 」 「ビタミンCについて」 ◎http://home.att.ne.jp/yellow/matsuura/7/no,70.html 「笑いとビタミンC」 ◎http://home.att.ne.jp/yellow/matsuura/8/no,71.html 「疲労とビタミンC」 ご参考まで。
dragon-2先生の補足に対して質問があります。 >http://www.aurora.dti.ne.jp/~myy/page1/other/other1.html このサイトでのVC(ビタミンC)に関する記載の根拠はあるのでしょうか・・・(あまりちゃんとしたサイトではない・・・)? >http://www.japanwholefoods.co.jp/qa001.html このサイトを読むと ====================================== 天然ビタミンCとは、たんぱく質、含水炭素、脂肪、フラボノイドなどが複雑に絡み合った物質で、すなわちこれが食品なのです。 ===================================== この「天然ビタミンC」の表現が誤解を生んでいると思うのですが・・・・? この会社の商品(?)は「純粋なVC+その他成分」を「天然ビタミンC」と表現しているのではないでしょうか? そのような定義であれば(あまり科学的ではない?)、分かりますが・・・? ⇒以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか? ここで、「天然」と「合成」の議論で光学異性体の点で言われているのでしょうか・・・? 一般には、VC=アスコルビン酸だと思います。 >http://www1.odn.ne.jp/genki/products1.htm >ただ原材料にトウモロコシがあっても他のものへの利用も考えられます。 ここの説明がわかりません・・・? ご教示下さい。
- dragon-2
- ベストアンサー率48% (117/243)
補足です。 例えば・・・天然ビタミ ンCは身体に良いのですが、合成ビタミンC(合成アスコルビン酸)(ビタミンCの 結晶)は逆に身体の為にならない事があることが分かってきました。 http://www.aurora.dti.ne.jp/~myy/page1/other/other1.html さて通常ビタミンCとよばれるアスコルビン酸を例にとりご説明いたしましょう。アスコルビン酸は、実は自然界には存在しません。つまりこれは化学合成プラントの産物です。自然界にないものは身体は記憶していません。しかし記憶にあるビタミンCにちかい物質らしいからこそ喉をとおしたわけです。その結果胃に到達し、他の物質と反応し、自然界のCに近いものだけが吸収されるわけです。通常その比率は5から10%といわれます。それ以外は、身体はやはり異物と認識して2時間以内に尿から体外排泄します。これは他の不要物質、害毒物質排泄メカニズムと同じプロセスです。この点の研究は、アメリカでは常識であり、だからこそアスコルビン酸のビタミンC価格が日本の10分の1まで下がっているわけです。 http://www.japanwholefoods.co.jp/qa001.html 最初に人工合成されたビタミンがアスコルビン酸(ビタミンCの結晶)で糖から 合成されました。が、以上のような理由で効果のない合成ビタミンCであるから、現在は天然のもの(柑橘類やアセロラなど)から抽出されています。 確かにコーンシロップ→糖→アスコルビン酸の合成経路はありますが。ただ原材料にトウモロコシがあっても他のものへの利用も考えられます。(参考URL) ですから、天然ビタミンCか合成ビタミンC(アスコルビン酸と表記)かを確かめるのがよいでしょう。
dragon-2先生の回答は半分は正解ではないでしょうか・・・? つまり、工業レベルでは大きく分けて2通りあると思います。 1.トウモロコシ等⇒スターチ(澱粉)⇒ブドウ糖⇒ソル ビトール⇒ビタミンC 但し、ブドウ糖以降の工程は何段階もあります。 (化学合成法と酵素法の組み合わせ) これらに関しては生化学・発酵等の成書を探せば記載が あると思います。 2、詳細はわかりませんが、一部の健康食品では例えばロ ーズヒップのようなものから抽出(?)しているよう です。 遺伝子組み替え食品のチェックですが、この体制を国内でも整えつつあるようにニュース等で紹介してましたが・・? そこで、「ビタミンC」との関連では初期の工程(つまりトウモロコシ原料)でチェックできなければ難しいとおもいますが・・・? ご参考まで。
補足
ごめんなさい。お礼が遅れております。ので補足まで。 ビタミンCは炭水化物その構成(えーと、化学式で表示される構造です)がとてもよく似ているため、猿の一部とヒト、モルモット以外は体内で必要量を生産できる(人間がカロチノイドからV.Aを生産するように)とか。 最初に「トウモロコシからビタミンCを精製する」と聞いたときになぜか「炭水化物からV.Cが作れる」ような錯覚をしてしまいました。かなりおばかです(笑)。 ご回答いただいた2.ですが、確かにV.Cの含有量は飛びぬけて高いものの、ローズヒップそのものが結構高価な気がしますが・・・。
- dragon-2
- ベストアンサー率48% (117/243)
ビタミンCは柑橘類の皮などから多量に取れますから、わざわざ含有量の少ないトウモロコシを原料とするとは思えないのですが。 ただ、このような栄養食品や資料飲料水に入っている果糖ブドウ糖果糖液について、まず解説します。 作り方はこう。まずトウモロコシからデンプンを取り出す。何故トウモロコシかというと、値段が安いからである。それにアミラーゼ等の酵素を作用させるとデンプンは加水分解され、主としてグルコースからなる糖液が得られる。これにさらにグルコースイソメラーゼとよばれる酵素で処理すると、グルコースの一部がフルクトースに変化(異性化)する。この混合糖液が異性化液糖、通称コーンシロップと呼ばれるものなのである。 JISではさらに細かい分類がなされており、フルクトース含有率が50%未満のものを「ぶどう糖果糖液糖」、50%以上90%未満のものを「果糖ぶどう糖液糖」、90%以上のものを「高果糖液糖」と呼んで区別している。この異性化糖は砂糖より安く、甘いため使用されている。ただ砂糖にくらべて味の深みに欠け、単体では単調な印象を与える。 とにかく、わざわざ、遺伝子組み替えなどをしなくとも、柑橘類の皮で十分なビタミンCを得ることが出来ます。 遺伝子組み替えについては、日本政府の対応の拙さから輸入品に対する物の検定の不備が指摘されています。(アメリカに弱い日本の体質です。)
補足
「とうもろこしはビタミンC含有量が少ない」はまったく同感です。私の最初に読んだときは「??」でしたが、確か製薬会社の方がどこかの雑誌で仰っていました。私、そういうのかなり鵜呑みにしやすい性格なので・・・。 趣旨のはっきりしない質問文で申し訳ありません。新聞を斜め読みしただけの知識で先走って質問してしまいました。 知りたかったのは 1 錠剤や添加用V.Cはとうもろこしからも精製されることはあるのか? 2 一成分を抽出する場合、遺伝子組み替え植物を丸ごと口にするのと違うような点があるのか? ・・・アレ?質問が二つに分かれてしまいました。最初から2つにすればよかった~。ごめんなさい。 果糖ブドウ糖液糖についての詳しいご説明、ありがとうございます。
お礼
>いろいろ迷惑な回答をして ??とんでもない!!とても参考になります。お礼が遅れがちな質問者のためにそこまで時間を割いていただき、とても感謝しております。 なんとなくビタミン剤には健康的なイメージが強く、その原料にまでは気がまわりません。しかし、結局口にするものなら、他の食品と同じ安全問題を含んでいるわけで、私はむしろ人間心理のうかつさのほうが印象的でした。