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昔の人はどうやって果物を食べていたのか
★農薬を使用しない場合の減収率(%) http://regina.asablo.jp/blog/2007/01/23/1133462 中国の漢文の話でも桃は出てきたような気がします。 99.9でなく100なんですが・・・ このグラフが事実だとすると昔の人はどうやって桃を食べていたんでしょうか。
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なかなか素敵な質問ですね。 桃の樹は大昔からあったのですから、農薬がないと桃に実が全くならないというわけではないのは明らかです。 本当は、100%ではなく、「100%に近い」のだろうとは思います。 でも質問は「このグラフが事実だとすると」という前提になっているので、それを踏まえ、もう一つの説明として、「現在の瑞々しくて美味しい桃については減収率100%だが、原種の桃なら農薬無しでも十分に実がなる」という回答が可能だと思います。 実際、子どもの頃庭にあった桃の樹は、農薬無しでもかなり沢山の実を付けました。小さくガリガリで甘さもほとんど無い桃でしたがね。
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- m-tahara
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現在栽培されている果樹や蔬菜、穀物などは全て相当な品種改良を経て作り出されたものです。 品種改良する際は出来るだけ味の良い、果実の大きい(または収量が多い)ものを選択していきますので(病害虫に強い、という要素もありますけれど、どちらをとるかと言えば商品価値の高まる方を優先するでしょう)、その分どうしても弱くなるところも出て来ます。また人間に美味しいもの、というのは他の生物にとっても美味しいものである可能性も高く(例えば糖度が高ければより効率良くエネルギーを確保できます)、それだけやられやすい、ということもあるでしょう。 もう一つ、現代は特定品種に人気が集中する傾向が強く、それだけやられる際には一気に壊滅する、ということが出て来ます。 ヨーロッパで昔葡萄が壊滅的な被害を受けたのもそのせいです。 桃の品種については全く詳しくはありませんけれど、比較的少数品種に集中しているのかもしれません。
お礼
回答ありがとうございます。
- jkpawapuro
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同じところに密集して同じ木をたくさん植えたりすると、害虫もたかりやすいです。距離を離して様々な木をうえていけば、少しはましかもしれません。 ましてやこの実験では、おそらく農薬により逃げてきた周りの畑の害虫 が集まってくるでしょう。 あと果樹は基本的に水はけの良い環境がむいています。 日本は雨や湿気が多すぎ、害虫が繁殖しやすいです。 そう言った意味では中国のほうが有利だと思います。
お礼
回答ありがとうございます。
- sudacyu
- ベストアンサー率35% (687/1961)
桃ではありませんが、栽培農家の常識として、「農薬は必要」と思われているりんごの無農薬栽培をしている人の実例がNHKで放映されました。 http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/061207/index.html 本も出版されており、相当有名です。=今の品種でも、かなり難しいが出来るということです。 リンゴ以上に傷のつきやすい桃でやってみる人がいるか、少なくとも人生をかけた挑戦にはなりそうです。
お礼
回答ありがとうございます。
- kishn_an
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親戚のミカン農家で、黒い胡麻粒みたいなのがいっぱい付いているミカンを見ました。黒い胡麻粒みたいなのは虫で、農薬を撒かないと付くのだそうです。味も普通だし、別に食べられないことはないけど売り物にはならないみたいです。農薬の無い時代だったら普通に売れていたんでしょうけど。 ↓こんな虫です http://www.pref.shimane.lg.jp/nogyogijutsu/gijutsu/byougaityuu/mi173.html
お礼
回答ありがとうございます。
- ringotaro
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これは「スーパーで売れるような製品は日本では100パーセント出来ない」ということなのではないでしょうか。 私が子供の頃、庭に桃の木がありました。実はとても小さい物だったのですが、無農薬でも食べられました。ただ、虫に食われたり黒班があったりしていましたので、それを取り除いて食べるという風にしていました。 あと、中国では気候的に日本よりも桃が育ちやすいのかもしれませんね。何しろ中国が原産地ですし。
お礼
回答ありがとうございます。
- ucok
- ベストアンサー率37% (4288/11421)
南カリフォルニアに住んでいた頃、庭に(少なくとも見た目が)白桃だのスモモだのの木があり、手入れは何もしていませんでしたが、市販品ほどではないものの、それなりに甘くて美味しい実をつけていました。 たぶん、それしか知らなければ、「モモの味って、こんなもんなんだな」と思うでしょうし、砂糖だって大して普及していなかった時代には、かなり甘く感じられたのではないかと想像します。 というわけで、気候や風土によっては、農薬ゼロでもモモは実をつけるわけですし、動物が良い場所に糞尿を落としていってくれれば肥料にもなるでしょう。したがって、広い中国にモモがあったのは、ごく自然なことだったのではないかと思います。
補足
回答ありがとうございます。 グラフは日本の限定的な種類の桃のもので品種によってはまったく当てはまらないということですね。 モモとしかかかれていないのでそれを忘れていました。
- pri_tama
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まあ、甘い果実を指して桃と呼んだりしますが…。 スモモ(李/酸桃):バラ科サクラ属 ヤマモモ(山桃):ヤマモモ科 コケモモ(苔桃):ツツジ科 クルミ(胡桃):クルミ科クルミ属 フトモモ(蒲桃):フトモモ科 キウイフルーツ(び猴桃、びこうとう):マタタビ科マタタビ属 ゴレンシ(楊桃、ようとう):カタバミ科 現代日本で一般的に桃と呼ばれる品種は、明治の頃に輸入された水蜜桃系なので、古典に出てくる桃は、もう少し育てやすいのかもしれません。 (ただし、それほど甘くなく主に薬用・観賞用だったと言う説も…。) まあ、実自体が甘くなくとも、蜂蜜漬け等で保存性を良くして食べていたかもしれませんが…。(滅茶苦茶に高価でしょうけど…。)
お礼
今のスーパーの桃のような甘さの果物は昔の人は食べていなかったんですね。 甘い果実を指して桃というのははじめて知りました。いいことを教えていただきありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。 きゅうりに近いスイカのような甘くない桃が昔は存在して、それを食べていたということですね。