三位一体論の十分な聖書的根拠
私はプロテスタント系求道者です。
三位一体論について観念的な理解はしています。
聖書的にもその萌芽が見られますが…
「主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、
あなたがた一同と共にあるように。」(IIコリント13:13)、
「キリストは、神の身分でありながら、
神と等しい者であることに固執しようと思わず、
かえって自分を無にして、僕の身分になり、人間と同じ者になられました。
人間の姿で現れ、
へりくだって、死に至るまで、それも十字架の死に至るまで従順でした。
このため、神はキリストを高く上げ、
あらゆる何まさる名をお与えになりました。」
(フィリピ 2:6-9)
しかし、「三位一体」という言葉はなく、
ニカイア信条の中で父と子は「同質」(ギリシャ語:ホモウーシオス)
であるという、聖書にない言葉が使われた、ことはご存知かと思います。
プロテスタントが標榜している「聖書のみ」の立場からは、とても苦しく、
三位一体を認めない宗派の信者が訪ねてきたとき、この点を突かれ、
私は答えに窮しました。
その宗教団体の教義では、「イエスは神ではなく『神の子』である」と。
私が次のように自説を展開しました。
「それでは、イエス・キリストは、神でもなく人間でもなく、
御使いのような中途半端な存在になる。
そのどんな業も、全て父に帰せられて、
イエスは父の補完的存在に成り下がってしまう。
キリスト教を標榜する限り、
イエス・キリストを神と同等に信仰しなければ、
旧約すなわちユダヤ教へ回帰してしまう。」
しかし、「聖書にそう書いていないですから。
私たちはそう(イエスは『神の子』であると)信じていますから。」
と開き直られました。
そんな宗教団体は、明らかにおかしい論理も展開しているので、
無視するのが賢明だと思いますが、何か釈然としません。
説明が長くなりましたが、
聖書を根拠にして三位一体論を展開できませんか?
私は、口語訳、新共同訳、Greek New Testament、BHS、LXXを持っていて、
時間が掛かりますがギリシャ語もヘブライ語も読めます。
しかし、神学校を上がったわけでもないので、神学には全く明るくないです。
お勧めの神学書があれば、ご紹介して頂きたいのですが。
お礼
30個論は鄭 明析だけが提唱しているものではないですよ(汗) 聖書を分かりやすく理解するために組まれている話ですよ(汗) ご心配して下さり、どうもありがとうございました^-^。