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広汎性発達障害の子を持つ父ですが。
広汎性発達障害の子供(小一、特別支援学校)を持つ父ですが、うちの子は 毎日2~3回程(お風呂上り、就寝前等)、突然笑いが止まらなくなることがあります。「腹がよじれるほどおかしい」という表現がありますが、そのくらいの勢いで笑うこともあります。妻は「何か楽しいことを思い出して笑ってる」と思っているようですが、私は何かの「発作」ではないかと心配しています。状況からしてリラックス状態にあるときに良く起こるので脳内の分泌物が過剰に分泌されているのではないかと思ったりするのですが、私の思い過ごしでしょうか?
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- baka_inu
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はじめまして。 養護学校の教員をしています。 結論から言って、ご質問の内容だけでは情報量が少ないため、判断することはできません。 ただ、可能性の問題として考えると、どちらも十分にありうることかと思います。 常識的な範囲で考えると、そんなに笑っているのは、どこかに異常があるのではないか、と思われることももっともなのですが、広汎性発達障害のお子さんは、そもそも脳機能の一部が障害されて、発達に影響を及ぼしていると推測されているので、多少の振れ幅の大きさ(常識を超える行動や言動)というのも起こりやすいものだと思っています。 フラッシュバックという現象があり、実際にその場で体験しているかのごとく、前に経験したことを思い出してしまうことがあるそうです。よほど楽しかったことを思い出している可能性もあるなぁと、思います。 また反対に、表情筋や感情のコントロールがうまくいかない方もいますから、そういう方は、強い不安や恐怖を感じているのに、顔や反応は笑っているようにしか見えない、というケースも、実際にあるのです。 そういう判断は、普段から接している方が、ささやかな反応の違いから読み取っていったりする事が多いのです。 なので、 私が当事者なら、とりあえず最も接触が多い人の仮説を、第一候補として立てておきます。「とりあえずの仮説」を決めるわけです。 そして、その仮説を肯定/否定する情報を、日々のかかわりの中で集めます。より大きな範囲で起こっているかもしれないし、部分的な現象かもしれない。可能性を否定するため、ということで、病院で検査するのも、一つの手ではあります(こういったケースの場合では、何をどう調べたらいいか分からないでしょうけど…)。 さらに、別の要素と関連している可能性だって、ないとは言えません(寝るときに着る服がくすぐったいとか、親御さんを独り占めできて嬉しいとか、同じ時間に聞こえる時計のアラームが面白くて仕方ないとか)。関わる人や場面が変わると、全く反応が変わる事だって、よくあることです。 そうやって、事実をもとに情報を積み重ねていくと、大体の見当がついてきます。そうすると、次第にその見方が正しいかどうかが、分かってくるわけですね。学校現場では、チームとして、そういうことを日常的に行っています。 ぜひ、そういう観点をもって子育てに臨まれることをオススメします。