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N値計算結果と接合金物
木造総2階建てで、N値計算した結果、(1)1F隅の通し柱が告示表三の「と」に該当し、基礎との柱脚に15KNホールダウン金物が必要となりますが、同じ通し柱で2F部分で計算すると「ろ」となりました。同じ柱で脚部はホールダウン金物で、頭部が長ほぞ込栓かCP-L金物でよいのでしょうか。(2)通し柱でない場合、1・2F管柱が胴差しを介して上下同位置にあるとき、1F管柱が「と」で2F管柱が「は」のとき基礎との柱脚に15KNホールダウン金物とし、1F柱頭部と胴差し下部をカネシンのハイパーコーナー(「へ」に対応する)で接合し、2F柱脚部と胴差上部もハイパーコーナーで接合、柱頭部はVPプレートかCP-Tで接合。(3)また、1F管柱は「に」に該当し、2F管柱は「は」の場合に、土台と柱はカネシンのハイパーコーナーで接合し、1F柱頭部と胴差し下部もハイパーコーナーで接合。2F柱脚部と胴差しはVPプレートかCP-Tで、頭部も同様にVPプレートかCP-Tで接合。 1Fと2Fの柱の接合金物の関連性がよく判りません。お手数でも何卒よろしくご教示お願いいたします。
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- mata3414
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プレカット工場の技術担当の者です。 回答については、No.1 river1様の回答の通りです。 (river1様の回答はいつも的確で頭が下がります。) 私からは、参考としてカネシンさんのサイトを紹介しておきます。 図解で説明されているので、より理解が深まると思います。
- river1
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北国の設計屋さんです。 N値計算における基本 1.各々の各階柱が基本計算単位です。 柱No.X1-Y1 金物は、上下同じ 2.接合金具は、各柱のX・Y二方向の計算で厳しい方の金具の採用となります。 3.通し柱の場合、上下各々別の柱として計算します。 胴差しと妻梁が接合となり以外と弱く補強が必要です。 4.金具の配置は、各々の柱上下が同じ規格の金物となります。 平成12年建設省告示第1460号の図表を基本として、金具メーカーの規格使用例図を参考に決定します。 質問1 一階柱上下「と」に該当金具、二階柱上下「ろ」に該当金具 質問2 一階柱上下「と」に該当金具、二階柱上下「へ」に該当金具 質問3 一階柱上下「に」に該当金具、二階柱上下「は」に該当金具 という金具の配置になります。 ご参考まで
お礼
早速のご回答ありがとうございました。「建築知識」H13.10月号P155の図1に通し柱の脚部に20KNのホールダウン金物で接合し、柱頭部を羽子板で接合していたので、通し柱は1Fと2Fを一貫して考えると思っていましたが、各階別々に考えるのですね。 明快簡潔なお答えを戴きました。お陰様で今まであれこれ悩んでいましたが、スッキリと解消いたしました。本当にありがとうございました。重ねて篤くお礼申し上げます。
お礼
ありがとうございました。丁寧にカネシンさんのサイトを紹介していただきまして、明確に判りました。お陰様で悩まなくても済みそうです。