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フランス語の人称について(三人称?)
- フランス語の人称について、日本語での訳と原文の違いについて疑問があります。
- 具体的には、「私」と訳されている日本語と、原文の「il」の違いが気になっています。
- 質問の詳細として、特定の文を例示し、その翻訳の違いについて明示しています。
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質問者が選んだベストアンサー
「自由間接話法」(discours indirect libre)とか、描出話法(represented speech)と呼ばれる語法で、主として文学テキストに用いられます。直接話法と間接話法の中間的な話法です。 その特徴は 1.dire que, croire que, penser que などの語句がなく、独立節と同じ 2.人称・時制・法は間接話法と同じ たとえば、 Le coup de telephone de Jean m'avait reveille a sept heures du matin. Il voulait me voir. C'etait assez presse. 「朝の7時にジャンの電話で起こされた。私に会いたい、急用だ、というのだ」 最後の二つの文が自由間接話法です。直接話法にすると Il m'a dit : << Je veux te voir. C'est assez presse.>> 間接話法にすると Il m'a dit qu'il voulait me voir, et que c'etait assez presse. ご質問の文の場合、直接話法にすると、 Il se dit : <<Je ne m'arreterai jamais, peu importe ce qu'il y a devant moi, ces fumiers de rouges ne me prendront jamais vivant.>> 間接話法にすると Il se dit qu'il ne s'arreterait jamais, peu importe ce qu'il y avait devant lui, ces fumiers de rouges ne le prendraient jamais vivant. 日本語にはない語法ですし、あえていえば、日本語の直接話法に近いので、お示しの翻訳のように訳すのが常道です。 Wikipediaの説明もご覧ください。 http://en.wikipedia.org/wiki/Free_indirect_speech http://fr.wikipedia.org/wiki/Discours_indirect_libre
お礼
さっそくのお答え、ありがとうございます。 とてもよくわかりました!!! む、むずかしいですね・・・ 文法名(?)も教えていただけて助かりました。 これからの勉強に役立てさせていただきます。 本当にありがとうございました。