あなたがもたれている目標を達成された方を何人か知っている者からのアドバイスです。あくまでもご参考までに・・・・。一助となれば幸いです。
>実際にアメリカで日本人の弁理士または知財関係者が働く場合、アトーニーやエージェントの資格を取得すべきでしょうか?
資格がないと相手にされませんので、資格は取得すべきです。
>アトーニー取得後、アメリカで実際働くには日本人を受け入れてくれる企業や事務所等あるのでしょうか?
特に、日本企業の米国出願を多く取り扱っている事務所であれば、受け入れてくれる可能性は高いです。但し、当然のことながら、実力次第ですが・・・。
なお、米国企業ではほとんどないと思います。日本戦略を進めるにあたって日米両方に通じた知財のエキスパートを求めている企業に遭遇すれば別ですが・・・。
すばらしい目標をお持ちですので、是非とも頑張って下さい。
老婆心ながら、目標達成までにされるべきことを申し上げますと、
1)日本での弁理士資格の取得
2)日本での日本国内知財業務の実務習得(出願から侵害係争まで)
3)日本での米国知財業務の実務習得(米国出願手続)
4)米国でのLLM取得
5)米国でのパテントエージェント又は弁護士資格の取得
6)米国の法律事務所(知財部門)への就職
となります。
なお、現在理工系大学院におられるとのことですので、米国でのLLM取得に先立って法学部の学士を取得しておかなければならないかもしれません。その当たりはご自身でご確認下さい。
また、米国で知財関係の法律を専門に教えてくれる大学はそれほど多くないようです。この点もご確認下さい。
極めて厳しい道のりですが、一歩一歩焦らず頑張って下さい。