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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ホール移動度とキャリア密度の関係について)
ホール移動度とキャリア密度の関係について
このQ&Aのポイント
- GZO酸化亜鉛にガリウムをドープした透明導電膜へのレーザー照射により、ホール移動度が減少し、キャリア密度が増加する傾向がある。
- 一方、熱アニールによる処理では、ホール移動度が上昇し、キャリア密度が減少する傾向が見られる。
- これは、レーザー照射によって膜内の多結晶構造が破壊され、その結果としてホール移動度が落ち、破壊の際に電子が励起されることによりキャリア密度が増加するためであると考えられる。一方、熱アニールによる処理では、膜内の電子が結晶の結合に使用されるため、ホール移動度が上昇し、キャリア密度が低下すると思われる。
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お礼
貴重なご意見ありがとうございます。酸化亜鉛系透明導電膜へのレーザーアニールによる電気的特性の改善をテーマに研究を始めて三ヶ月になります。目標としてはITOに勝る超低抵抗率(10の-5乗Ωcm台)を有した酸化亜鉛系透明導電膜の作製です現在はGZOとAZOを配合した透明導電膜に熱アニールを行いその後すぐにレーザーアニールを行うヒートアシストレーザーアニール的なことをやって現在の成果が抵抗率1.49×10の-4乗Ωcm ホール移動度37.7 cm2/V・sキャリア密度1.11×10の21乗cm-3ですXRD(アウトプレーン)でアニール前と後ではZnO(002)面の結晶ピーク値が伸びて半値幅も狭くなっています (004)面も少しではありますがピーク値がのびています今後さらに 成膜過程とアニールを工夫して記録更新を行いたいと思います次はSEMでの評価とXRDインプレーン測定もしていきたいと思います。