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第二次大戦の米軍は実は弱い!?
こんにちは 歴史を勉強してます 米軍って実は弱いと思いませんか? この「弱い」というのは「物量」すなわち大勢の物や人で戦わないと 勝てないすなわち日本流でいうと「一騎討ち」のような 1対1では勝てないのでは?という意味です。 北アフリカの初戦ではロンメル戦車軍にめちゃくちゃやられて ドイツが虫の息のアルデンヌ戦でも天気が回復して戦闘機の援護が 無いとめちゃくちゃやられたり 硫黄島では島の形が変わるほど艦砲撃ち込んでも 日本軍にめちゃくちゃ苦戦したり・・・ 結局日本に勝つには日本が手も足も出ない空爆に頼りきり・・ どう思います?
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戦争の目的は何かというと、紛争地域における実効支配権の確保であり、武器など使わなくても「戦争」はできます。戦争に勝つためには、きわめて合理的で科学的な考え方が必要になりますが、米国では当時からそういった考えに基づく研究が盛んで、「戦争」に勝つための本質により近く接していたのだと思います。 日本の鉄砲使用以前の「やぁやぁ、われこそは…」と自己紹介をしあって一騎打ちを行うスタイルはパフォーマンスを目的としたセレモニーにすぎず、特有の文化的背景を共有する限りにおいては一定の政治的効果をもたらした可能性があるといえますが、特に近代戦ではまったく意味がないことは明らかです。 戦争RPGなどをすればわかりますが、戦争のなかの個別の戦闘力もさることながら、ロジスティックスの能力が何よりも重要とされます。日本語では「兵站」とも訳されますが、要は後方支援能力です。前線に物資や弾薬を運び、人を送り、怪我人や遺体を搬出する、いわば戦線を維持する総合的な力です。ロジスティックスの根幹には重工業を中心とした工業生産力があり、船舶や航空機を使った総合的な輸送力があります。 逆に相手のロジスティックスを完全にふさいでしまえば後は何にもしなくても敵軍は自滅するか、自殺的攻撃にうってでるかしかないわけですから、あとは自軍の損害を最小限に抑えることだけに専念すればよいということになります。もちろん大戦中でも、そういう絵に描いたような戦況がそれほどあったわけではないのですが、硫黄島で地形が変わるほど攻撃したのは効率のよい方法とはいえないでしょう。 実は白兵戦における1対1での戦闘能力や狭い地域での少人数の銃撃戦などは、ロジスティックスを含めた総合的な戦争遂行能力の客観的評価のなかでは、ごくごく限られた要素でしかありません。日本軍の中では海軍の中にそのような合理的な考えが芽生えており、開戦に関してまだ時期ではないとして抵抗する動きがあったといいます。しかし戦端がきられてしまえば抗しようもなく戦争に突入していったのでしょう。 当時の米軍の平均的な強さは、何よりも実質的なものの考え方をどれほど優先できるかというその一点で発揮されていたものと想像します。また政治的には国内世論を巧みに戦争へと誘導していく強引とも取れる政治的主導力、制空権を抑え空爆を中心とした攻撃スタイルがあり、そのスタイルは今も変わっていないなと感じます。 その背景には米兵がたくさん死ぬことが確実な地上戦は避けないと次の大統領選挙に響くという考えがあり、自国の国内における「実効支配権の確保」の上でも重要なことだからです。なんのことはない、国内でも「戦争」をやっている、アメリカとはそういう国なんだと思います。
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- bottan
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1対1となると白兵戦ですね。あるレスラーが言っていましたが「本当に死ぬ気 でかかってくるヤツがたとえ素人でも一番怖い」と。下の方が言っておられます ように、「生きて虜囚の辱めを受けず」で死ぬ気でした。ロンメルは戦術に長け ており、そのころのドイツ兵の質も良で補給も潤沢な時期でした。過去、兵士と しての優秀なのはベトナム人、次いで日本人だとアメリカは分析しています。 よって兵士としての優劣は独裁政権下にあって勤勉な国民性であることが必要 ではないか、と考えます。 戦争とは戦術と戦略ですから兵站がしっかりしていることが条件となります。 日本は精神で、ドイツは技術でカバーする方向にあったため兵站を軽視し自滅し ました。このことより結局、独裁者の政権では戦争に勝てないと私は思います。 余談ですが、島に上陸した米軍が日本兵がどれくらい存在するかを残された うんこの量で試算して大兵力を投入したが、たいした抵抗を受けなかった。 これは日本人が穀物を食うために、米国人より量が多い事での戦略ミスでありま した。
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こんにちは 回答有難うございます なるほど本当に死ぬ気でかかってきたらめちゃくちゃ強いですね 某マンガの「火事場のxx力」いうのもそのような感じやと思います それとやはり兵站ですね 大量の物資で補給されたら局地的に勝利しても無駄になってしまいますからね 穀物のはなしも参考になりましたおおきに
- angeleye1
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武士道の精神の問題ではないでしょうか? もっと昔の元が攻めてきたとき、複数に囲まれる戦法に日本の武士は苦労したそうです。 不思議な話ですが戦国時代の合戦にもそれなりのルールがあったんじゃなかったですか? 兵士は精神面で強くなることも事実ですし アメリカは「物量が命」なのも事実です。 危なくなるとさっさと逃げて立てなおすのもアメリカ流です。 まぁ、基本的に歴史が違います。 「忠臣蔵」こそがジャパニーズスピリットですわ。 ですので北朝鮮兵などは 確かに装備は古く自転車部隊や騎馬隊だったとしても 地上戦になると手強いと言われていますよね。 ある意味、昔の日本みたいなもんですので彼らは 死をも恐れない連中だと思います。
お礼
こんにちは 回答ありがとうございます 日本やイギリスなどの伝統国だと戦争にもルールというか 卑怯な行為を慎むみたいな騎士道精神がありますが アメリカの場合はルール無用の勝てばそれでいい あとは情報操作みたいなところがありますね 案外北朝鮮兵士はイラクと違い強いかもしれません
アメリカ大陸発見時の原住民との戦いや南北戦争時代には 「一騎打ち」的な戦いをやっていたと思いますが 特に第一次大戦を含めての近代戦以降は「一騎打ち」的な 戦法はあまり意味を持たなくなったと思います。 >硫黄島では島の形が変わるほど艦砲撃ち込んでも >日本軍にめちゃくちゃ苦戦したり・・・ 戦争に対する「意識」の違いかも知れません。 日本の「死して捕虜の辱めを受けず」のもとに捕虜になることよりも 「死」を選ぶ「思想」と「国家の中の個人」 アメリカの無駄な「死」をしない「個人あっての国家」 「島の形が変わるほど艦砲撃ち込んだら」普通は降伏する、と アメリカとしては思っていたと思います。 沖縄戦でもそうです。 アメリカ兵から見た日本兵の玉砕行動は「クレージ」と 映ったそうです。 「戦争を政治手法の最後」と捉えるアメリカに対して日本の場合 「国家存続の危機」だったのでまさに死に物狂いだったと思います。 >1対1では勝てないのでは? 同じ体格、同じ武器を保持しての場合で「1対1」のとき あとは「精神力」のみですよね。 その一騎打ちに対する「深さ」でどちらともいえません。
お礼
こんにちは 回答有難うございます 先史などを読みますとヨーロッパには日本の「武士道」に 通じる「騎士道」なるものが存在して これはWW1のリヒトフォーフェンなどが 騎士道に則った空戦を展開したらしいです しかしアメリカの場合は騎士道も何も無い様で やはり考え方がおっしゃる通り無駄な「死」をしない「個人あっての国家」 のようですね
お礼
こんにちは 回答有難うございます なるほどロジスティックスを早く壊滅させることが戦争行為で勝利する 最大要素で最前線で幾ら活躍しても補給されてしまえばまたスタートからリプレイ状態という訳でこれをいち早く読み取るのが米軍の戦略という訳ですね よく解りました