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可燃性ガス検知器について
- 可燃性ガス検知器の説明書を読んでいて疑問に思ったことについて教えてください。
- この検知器は可燃性ガスを測定できるのですが、測定対象となるガスが『イソブタン』と書いてあります。
- イソブタン自体がよく分からないのですが、この検知器ではブタンやメタンなどの他のガスは測定できないのでしょうか?
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接触燃焼型というのは,ハクキンカイロのようなものが原理です. ハクキンカイロは,燃料を触媒上でゆっくりと燃やして熱を発生させる携帯カイロです.燃料はベンジンとかを使い,空気中の酸素と職場以上で反応して (つまり燃えて) 発熱するわけです. この原理をガスセンサーに使います.つまり,センサーの触媒上で可燃性ガスが酸素と反応して燃え (酸化され) ます (なので,接触燃焼式という).このときに熱が出ます.熱量はわずかですが,センサーの温度自体はこれで変化するので,この温度変化を測定します.ガス濃度が高ければ温度が大きく変化するわけです. ということは,触媒上で酸化がおこるものはすべて検出されます.選択性が低いというのはそういうことです.そして,ガスが違えば燃える速度も,燃えたときに発生する熱量も違います.これがガス種による感度の違いのもとになります. ということで,ガス種を指定しないと目盛りが打てません.違うガス種がまざったら,検知器の数値は目安以上の意味を持ちませんし,完全に違うガス種に対しては,数字が出ているから何かあるんだろうなあ,というくらいにしか判断できなくなる可能性もあるわけです.
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- debukuro
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イソブタン検出用ということは吸収式でしょうか? ドレーゲル検知器 これだったらイソブタン以外のものは検出できても制度は信頼性がありません 吸収管を変えることで様々な気体に対応できます 接触燃焼式ならプロパンでもそれほど誤差無く検出できます 通常はLPG用です 転用はできません ブタン C4HH10 イソブタン C3H7(CH3) 正しくは2メチルプロパン ガスライター用のガスです LPG車の燃料もイソブタンです オクタン価120相当 家庭用のLPGはプロパンです
補足
回答ありがとうございます。 うちの検知器は接触燃焼型のようです。 接触燃焼型というもの自体がよくわからないのですが、特定のガスそのものを検知するわけではなく、色んなガスに反応する何らかの値を測定するものなんですか?その値について、イソブタンなら○○以上が30%・・・みたいに設定されていて、それが表示されるような仕組みなんでしょうか?
- c80s3xxx
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可燃性ガス検知器といっても種類はあるとは思いますが,多いのは酸化物半導体型か接触燃焼型でしょう.いずれにしても高い選択性はありませんので,イソブタンだけを検出するわけではなく,メタンでも検出はされるでしょう.感度は同じではないですが.ガソリン蒸気や灯油蒸気だって検出されるでしょう.アルコール等も検知されます.まあ,だからこそ「イソブタン検知器」ではなく「可燃性ガス検知器」と書いてあるわけですね. ガス指定は,感度補正でしょうかね.つまりイソブタンの濃度で目盛りが打ってある.他のガスでも反応してしまうので,そのときは目盛りは無意味になるのですが.この辺は不確か.
補足
回答ありがとうございます。 うちの検知器は接触燃焼型のようです。 『ガス指定は,感度補正でしょうかね.つまりイソブタンの濃度で目盛りが打ってある.他のガスでも反応してしまうので,そのときは目盛りは無意味になるのですが』 のところをもう少し詳しくお願いします。
- bin-chan
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ウィキペディアで「イソブタン」を引いてみたところ、 「フロンガスの代替品としてクーラーや冷蔵庫に用いられる」の記述が見えます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%83%96%E3%82%BF%E3%83%B3
補足
回答ありがとうございます。 素人の私にもとても分かりやすいです。 ネット上で色々な商品を見たのですが、可燃性ガスの検知器ではイソブタンが指定されているものが多いよう思います。 メタンやブタンではなく、イソブタンが指定されているのには、何か意味が有るのでしょうか?