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葉脈標本つくりがうまくいかない!!
自由研究で、ヒイラギの葉の葉脈取りをしたいのですが、 うまく葉が、溶けてくれません。 10パーセントの水溶液を作り、 沸騰しないように1時間以上煮てみましたが 葉がやわらかくなりませんでした。 沸騰させて煮てもかまわないのでしょうか? 挙句の果ては、水溶液の結晶ができ始めてしまいました。 水溶液の濃度を少し高めにしても同じでした。 何か成功する秘訣があるのでしょうか? 教えてください。よろしくおねがいします。
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ヒイラギの葉脈標本は作るのが難しいです。 葉の表面がクチクラというロウで厚く覆われているからです。 ヒイラギの葉脈標本をきれいに作る特許が出ているくらいです。 http://www.j-tokkyo.com/2002/B44C/JP2002-086999.shtml 文章が難しいので、葉脈標本の部分だけ抜粋します。 ------------ ここから ----------------------------------- 先ず、大き目の容器に亜塩素酸ナトリウムと純度の高い酢酸あるいはギ酸を入れてpHを3~4に調節した処理溶液を用意し、この処理溶液に沢山の葉を投入して24~48時間まで静置することでクチンを漂白剤により侵し、しかる後、処理溶液から漂白された状態で取り出してこれを水洗いすることによって葉緑素(肉部)を除去し、これ等を水切り後に新聞紙の上に吸湿ロールペーパーを数枚置いて重ならないように並べ、再びロールペーパーをかぶせてから新聞紙を乗せる作業を繰り返し行って重ね、これに重石をのせるか、ジャッキのような装置でプレスするかして24~72時間、そのままの状態で自然乾燥させる。 ------------ ここまで ----------------------------------- 他にもツバキの葉のように厚くてつやつやしているものはクチクラが厚いので標本を作るのは難しいです。 また、草の葉のように薄くて柔らかいものも繊細すぎて壊れてしまうので標本にするのが難しいです。
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- nayu-nayu
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>沸騰しないように1時間以上煮てみましたが >葉がやわらかくなりませんでした。 加熱を辞めて一晩ほど放置してみては? あんまりグツグツ煮るのはオススメしません。 これは成功させる方法を探るための研究ですか? それとも、葉脈標本は手段として、作った標本から何かを研究する目的ですか? 手順を1つずつメモして、条件を変えてやってみることをオススメします。葉の固さによって上手くいったりいかなかったりすることもあります。 液が跳ねると大変危険です。実験用保護メガネは必ず着用して下さい。
お礼
とても簡単に考えていて、 成功して当たり前という前提で行っていました。 その過程が大事なのですよね。 色々試してみます。 早速のアドバイスありがとうございました。
お礼
アドバイスありがとうございました。 簡単にできるものと考えていたのですが、 実は難しいものなのですね。 うまくいかなくて若干凹んでましたが、少し安心しました。 色々条件を変えてやってみようと思います。