もしかしてピアノはこれから始めて習い始めるの?
3年間程度で、ショパン・エチュードやベートーヴェンのピアノソナタ、バッハの平均律クラヴィーア曲集(この3つどこの入試でも課題曲の基本)を弾きこなせるほずはないから、ピアノ科は無理だと思います。よほどの才能と技術力がない限り。
今からじゃ、バイエル始めて、ブルグミュラー1,2巻やって、ツェルニー30番、40番やって、ソナチネ1やって、ハノン1,2巻やって、バッハのインヴェンションやって、シンフォニアやって、そして初めて、平均律クラヴィーア1,2巻とショパン・エチュード、ベートーヴェンのソナタがようやく手に届くかな、それとも無理かなというところです。
幼稚園の頃からピアノをやっていた私は、音大受験時までにショパン・エチュードが2曲、ベートーヴェンが3曲くらい弾けましたが、それでもピアノ科にはほど遠く、結局、浪人して、音楽学(楽理科)という科に変更して、ピアノのレッスン1時間を毎週受けながら(これは桐朋のみかもしれません)、ポーランド音楽の研究者目指して、音楽研究(楽曲分析中心)して今はようやく研究者として名乗れるようになれました。夢は大学で教えることです。ピアノが苦手な私でも、今では音大で鍛えあげられ、バッハの平均律クラヴィーア1巻を終了して2巻目に入り、ショパン・エチュードを弾き、ベートーヴェンも1,3,5,6,8(悲愴),15(田園),17(テンペスト),19,20,26(告別)やラヴェルのソナチネ、シューマンのピアノソナタ2番、ブラームスのラプソディ1,2番、ショパンのスケルツォ、ファーレのノクターンなどを弾けるようになりました。もう27才です。
声楽は、少し人より上手かなと思ったら、すぐに専門の先生につくのがいいと思います。才能がある人は、突然、声が響き始めることがあります。私の通っていた高校の音楽部の後輩は1年目何も変わりませんでしたが、2年目のそれも後半に入って、突然、声楽科にいけるほどの声が出はじめました。驚くべき代わりばえです。信じられないほど。
それと音大に入るには、資金、4年間で800万円、その他、聴音(メロディ、4声体の和声)や新曲視唱(初見で歌う)、楽典(音楽理論)、私の場合は音楽学でしたので、英語の文献講読と、作文と、和声学とピアノの初見も必要になりました。これらは1,2年で取得できるものです。
声楽にしても、ピアノの試験はありますよ。
私からは以上です。
お礼
色々教えて頂いてありがとうございました。やっぱり考えが甘すぎたんだなと思いました。これで諦めがつきました。ありがとうございました。