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「増強」の使い方

 おはようございます。  【増強】…増して強くすること。人員・設備などをふやして機能を強めること。強化。  日常的に使われる言葉ですが、少し気になることがあったのでお訊ねします。  「国防費増強」という言葉なのですが、この場合の「増強」という言葉は適切なのでしょうか? 恐らく「増額」が最も適当だろうとは思うのですが、「増強」との表現も正しいのでしょうか?  具体的に、自分の疑問点を挙げます。  例えば、増強が使われる例文として、「国防力を増強する」「兵力の増強」「軍備増強」といった文が思い浮かぶのですが、「国防費増強」の使い方では、国防"費"を増して強くするという解釈になり、不自然ではありませんか?  疑問を文章化しているうちに、どっちでもいいんじゃないかと思ったり思わなかったりラジバンダリですが、やはり釈然としないので、皆様のお知恵を拝借したいと思います。  よろしくお願いいたします。

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回答No.3

> ということは、国防費増強=防衛費増強という解釈もできますか。 つまり「国防」と「防衛」を類義的に捉えてもよいかということになると思いますが、後者が「“国家の” 防衛」という意味で使われているならば問題はないでしょう。 > 資本増強の場合は、資本金の増額ではなく、資本の蓄積による生産力の増強 > と(「軍事力の増強」などと同じように)捉えることはできませんかね? 「資本の蓄積」というのは剰余金を指しているのだと思いますが、無論これも資本勘定の構成区分の一つです。ただし、剰余金は日常的な営業活動の成果として蓄えられるものですから、増強という表現には馴染まないと思います。基本的には増資(または劣後ローン)と考えるべきでしょうね なお、資本の蓄積はその企業の安全性を高めますが、それが生産力増強(収益性向上)を約束するわけではありません。

tumo020
質問者

お礼

 再度のご回答本当にありがとうございます。  うーん、資本蓄積(利益の一部を消費ではなく資本に還元)を基盤として生産規模が拡大し、収益力増強に繋がるもの、と解していたのですが……ちょっと違うのか……?  んー専門じゃないと難しいですねw お付き合いいただきましてありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • shinsho4
  • ベストアンサー率50% (80/157)
回答No.4

>「国防費増強」の使い方では、国防"費"を増して強くするという解釈になり、不自然ではありませんか? たしかに、"費"とは「使うためのお金」のことですから、「お金」の額を増やすことはできますが、「お金」そのものは強くはなりません。「お金」が鉄砲を持って戦うことはありません(笑)。 お金は、原則的に「多い少ない」とか「増える減る」のように表されるべきものと思います。 その先生の頭の中には、次のようなことが入っているのではないでしょうか。 ・国防と言うのは実際は軍事である。 ・昔から軍隊は「強い弱い」で表現されることが多い。 ・次のような言葉はよく使われる。   軍備増強、軍事力増強、国防力増強、防衛力増強 それで、つい国防費増強と言っちゃったのかな、と思います。 軍事にかけるお金を増やし、軍備を増強したら、軍は強くなります(大体はそうなるはずです(笑))。 それで、国防費増強、軍事費増強、国防予算増強などと言っても、通ってしまいそうですが、まあ、私は×に近い△だと思いますね。 似たようなものに、「○○活動費増強」という言葉を見たことがあります。○○活動の成績を上げるために予算を増やす、ということなんでしょう。 まあしかし、よく考えてみれば「費」はお金なんですから、金額を増やすことを増強とは言いにくいですね。 「光熱費予算を増強」とは言わないと思います。増額とか削減が普通でしょう。 「国防費増強」や「○○活動費増強」ならば、意味は通じますが、私は使いません。

tumo020
質問者

お礼

 ご回答いただきましてありがとうございます。  まあ先生自体、特に意識してないと思います。ですが、そこをあげつらってけちょんけちょんにしてやろうと思います(冗談です)。 >「国防費増強」や「○○活動費増強」ならば、意味は通じますが、私は使いません。  実際、この程度に解釈するのが適当な気もします。こちらとしては、先生をめっためたにしてやろうと思っていたので、間違いです、という回答が嬉しいのですw(もちろん中立の立場から意見を拝聴しておりますが)  ありがとうございました。

回答No.2

国防費増強とは、国防費を増額することによって国防力をより高めるという意味です。他に企業の資本増強(自己資本比率が良化する)、金融機関の預金増強運動(預金を増やせば貸出可能額も増え、より収益力が増す)など、増やすことによってその働き・効用が増すことを増強と呼ぶことはよくあることです。 この例に限らず、一語一語に辞書の定義との整合性を厳格に求めようとすると、森(言葉に込められた物事の本質)が見えなくなりますからご注意ください ( ^^

tumo020
質問者

お礼

 こういう意見も待っていたので、締め切らなくてよかったですw  ……ということは、国防費増強=防衛費増強という解釈もできますか。  資本増強の場合は、資本金の増額ではなく、資本の蓄積による生産力の増強と(「軍事力の増強」などと同じように)捉えることはできませんかね?(資本のもつ多元的な意味を整理しきれていないので根本から勘違いしているかもしれません)  もちろん辞書至上(とでも言えばいいのか)主義からくる、派生語や複合語の否定をしているわけではありませんw ただこの場合は、『増額』と『増強』が非常に相似しており、かつ『増額』が一般的に使われていることから、『増額』の誤用という可能性があるのでは、と思ったのです。本当にどうでもいい疑問ですが。はい、自覚はあるんです。

  • looksno1
  • ベストアンサー率28% (238/821)
回答No.1

○国防力増強 ○国防費増額 ×国防費増強 ということです。実際の記事等を検索しましたが、国防費増強のような間違 った記述はは見当たらなかったです。

tumo020
質問者

お礼

 早朝から回答ありがとうございます。  やはりそうですよね。僕も検索で例文を探したので、この誤用がマイノリティなのは気付いていたのですが。  実はこの誤用は、夏期休業中の課題の一文にあります。大量の課題に対する腹いせに担当教諭を完膚なきまでやっつけてやろうと思って(冗談です。本当はいい先生です)。いやOCRで手抜きした上に(通常では考えられない誤字がある)、その誤字を訂正していないのは、かちんとくるのですけど。

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