- 締切済み
マイクロアレイ2色法について
2色法のマイクロアレイを用いた実験を考えています。 無処理の細胞由来の RNA からは Cy3 probe を、 薬剤処理した細胞由来の RNA からは Cy5 probe を作って アレイにハイブリさせ比率を見ようとしています。 5~6種類の細胞について調べようとしています。 このばあい Cy3/Cy5 のシグナル値の比率を解析することになりますが、 単純に Cy3 や Cy5 のシグナル値そのものを5種の細胞間で比較 したりする事もできますか? つまり単色法のアレイの場合のように、Cy3 や Cy5 のシグナル値を 解析してもいいものでしょうか? あるいは Cy3/Cy5 の比率のみをアレイ間で比較するべきでしょうか? 各社の2色法アレイの説明を読むと後者のみのように見えるのですが よくわからないので質問させていただきます。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- MIYD
- ベストアンサー率44% (405/905)
回答No.1
まず、それぞれのラベルの取り込み効率が補正される必要があります。 また、ある1種の細胞でのCy3のシグナルは、Cy5と競合して結合している状態でのシグナルです。例えば、薬剤処理したCy5で10倍にmRNAが増えていれば、スポット上のオリゴDNAが飽和していると仮定すれば、Cy3の見かけのシグナルは約1/10になるはずです。 それを補正できるような何らかの対応をすれば、比較できるでしょう。 二色を同じアレイにかけずに、単色を10~12枚やれば、目的の比較が出来るでしょう。
お礼
なるほど。そういうことでしたら、アレイをケチらずに単色を沢山やったほうがいいのですね。わかりやすくご説明いただき、ありがとうございました。