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皇民化教育の成果と反日
同じように皇民化教育が行われた地域でも、日本を尊敬し師と仰ぐ国と反日に染まった国があります。 あの当時の皇民化教育を担当した人間で優秀な教育者は東南アジア勤務を志望する方が多かったんでしょうか。 それとも東南アジアと中国朝鮮では役人の偉い人のやり方が違ったんでしょうか。 あの当時の教育事情に詳しい方がいたら教えてください。
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担当した教育者がレベルが低かったとか役人のやり方が悪かったということではないと思います。 あまり文化の優劣には触れたくないのですが、中国には4000年からの文化があり、朝鮮も長く独自の文化をはぐくんできた国です。歴史的にみても、日本は、中国・朝鮮の文化や技術を吸収し発展してきたという側面があります。両国は、当然「日本」より優位、育ててやったんだという自負はあるはずです。その日本が、文化・思想を押し付けようとしたのですから、心憎く思われても仕方ありません。恩を仇で返されたという思いが強かったのだと思います。それが、反日に染まる結果につながったということだと考えます。
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- siranuiii1
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私自身はこの問題について詳しいわけではありませんが。 あるいは参考になるかもしれないとおもって書き込ませていただきます。 >日本を尊敬し師と仰ぐ国 という点について。 東南アジアでも、第二次世界大戦中の日本についてよくなかったのではないか、と考えている人々はいないわけではありません。 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/asean/pdfs/yoron08_02.pdf は平成二十年に日本の外務省がシンガポールの会社に依頼して行ったASEAN六カ国世論調査の結果だそうです。 こちらをみれば、第二次世界大戦中の日本について「悪い面で忘れることは出来ない」と答えた人々が六カ国全体で20パーセント。六カ国のうち、少ない国でも(同盟国であったタイでも)10パーセントを超えていますし、多い国では25パーセントを超えています。 10パーセントから25パーセントというと、確かに多数派ではありません。しかし、無視できる数ではないとおもうのです。 実際に、フィリピンの国会で従軍慰安婦に関する非難決議が可決されたと言うようなこともありました。 ですから、一概に「日本を尊敬し師と仰ぐ国と反日に染まった国」と分けてしまうのは、どうかと。 東南アジアよりも中国や韓国が反日色が強い理由については、皇民化教育よりも 「戦闘期間の長さ」「統治期間の長さ」「国の成立にかかわった組織が日本と戦っている」によるところが大きいのではないかとおもいます。 また、東南アジアにかんしては、台湾や朝鮮半島とおなじように、皇民化教育がなされたのかどうか疑問です。 確かに一部地域を占領し、各地に傀儡政権を立てましたが…そこで皇民化政策が実行されたかどうかは、私には分かりませんし、 もし仮に行っていたとしても、占領期間(もしくは傀儡政権が成立していた期間)が5年以下であったし、その間戦争中でもありましたので、朝鮮半島や台湾と同じような公民化教育は出来なかったのではないかとおもいます。