- 締切済み
お香は、なぜ「きく」というのですか?
カテ違いかなとも思いますが、よろしく。 香道では、どうして「きく」というのでしょうか?根拠なるものがあるのなら教えて下さい。また「きく」はどんな感じをかくのでしょう? よろしくお願いします
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
みんなの回答
- Parismadam
- ベストアンサー率65% (2756/4211)
はじめまして。 ご質問1: <「きく」はどんな感じをかくのでしょう?> 1.漢字は「利く」になります。 2.「香」に薬用効果が大きい場合は、漢字は「効く」になることもあります。 3.また、「香りあわせ」「香道」などの嗜みでは、「聞く」になります。これは、漢語の、「聞香」(香りを聞き分ける遊び)からきています。 ご質問2: <香道では、どうして「きく」というのでしょうか?> 1.「利く」「効く」の場合: (1)「香」がプラスの効果をもたらすからです。 (2)「香」は「臭」に対する語で、「よいかおり」を表す漢字です。 (3)よいかおりが、リラックス、栄養といった、心身にプラスの効果をもたらすため、「効果がある」→「効く」=「利く」という使われ方をします。 2.「聞く」の場合: (1)直訳的には「香りに耳を傾ける」ということです。 (2)意訳的には「香りを識別する」になります。 (3)つまり、「聞き分ける」という聴覚の感覚器官から、「匂う」という嗅覚の感覚器官に転用して用いられたものです。 (4)これは、耳と鼻の感覚器官がつながっているため、「聞く」という漢字があてられたものと思われます。 以上ご参考までに。
- jo-zen
- ベストアンサー率42% (848/1995)
漢字で書けば「聞く」になります。以下のURLを参考にしてみてください。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E5%88%A9%E3%81%8F&dtype=0&stype=1&dname=0na&pagenum=1&index=04742404131200 「聞く」は耳の専有だと勘違いしている人が多いようですが、 (1)耳に感じ取る だけでなく、 (2)もっと一般的に「感覚を働かせて識別する」という意味があるのです。五感に関していろいろ使えるのです。 ●においのよしあしや種類を鼻で感じ取る・・・「香を聞く」など ●酒の味のよしあしや種類を舌で感じ取る・・・「酒を聞く」など なお、「酒を聞く」の場合は、「利く」と書く場合があり、「利き酒」という言葉もありますが、「香を聞く」の場合は、あくまで「聞く」と書くのが宜しいようです。「鼻が利く」などとは書きますが、「香」は高尚なたしなみであるという認識が働くのか、上品に「聞く」を使うのです。
- dulatour
- ベストアンサー率20% (327/1580)
お香は、「利く」といいますね。 これは、「嗅いで試す」という意味です。 この「利く」は臭覚だけでなく味覚にも使います。 「利き酒」という言葉をご存じでしょうか。酒の味を確かめることですね。 「聞く」という語彙もよく考えると、単に聴覚的に聞こえることを言うだけでなく、聞いて理解することも含まれることもあります。 日本語って本当に深いですね。 お香は「利く」ものです。
- sanori
- ベストアンサー率48% (5664/11798)
こんばんは。 これの、右側にある緑の長方形の中の文章に答えがあります。 http://www.kaori.co.jp/shunkohdo/shunkohdo7.htm 蛇足ですが、 蚊取り線香で有名な「金鳥」ブランドの会社は、 「大日本除虫菊株式会社」と言います。 http://www.kincho.co.jp/ http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E9%99%A4%E8%99%AB%E8%8F%8A&stype=1&dtype=0