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コイルが作る磁界の強さについて

円形、四角形、台形の形をしたコイルがつくる磁界分布はコイルの内部と外部で どうなっているのか教えて下さい。(考え方や公式など) 高校生のときならったような気もするのですが、忘れてしまいました。 宜しくお願いします。 最後に、この分野で参考になる文献等がありましたら 一緒に教えてもらえないでしょうか。

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回答No.2

一回巻きのコイルの場合 ビオ・サバールの法則 dH=(1/4πr^3)Ids×r  (dH、ds、rはベクトル) (1) を使います。円の中心軸上の磁界なら H=(a^2I/2)(a^2+z^2)^(-3/2) となります。 aは円の半径、zは円の中心からの距離。 中心軸上ではなく、他の位置では複雑な関数になりますが、 必要ならここに書きますので言ってください。 四角形、台形の場合は、手元に公式がありませんのでわかりませんが、 (1)式から計算できるでしょう。 螺旋状のコイルの場合 アンペールの定理   ∫H・ds=n・I (∫は一周積分)  (2) を使います。積分経路として導線n本を含み、コイルの中から外に渡る 長方形をとります。これを計算すると、  H=nI                (3) となります。nは単位長さ当たりの巻き数です。 これはコイルの断面の形状に無関係に成り立ちます。 もちろん断面の形状がどの場所でも同じでなくてはいけませんが。 文献は、例えば砂川 重信 (著) 「理論電磁気学」が考え方の参考 になると思います。 公式がたくさん載っている文献は知りません。

carp-8
質問者

お礼

とても参考になりました。 ありがとうございます。 この意見を参考に頑張って勉強していきたいと思います。

その他の回答 (1)

回答No.1

コイルの形状がよくわかりませんので、補足をお願いします。 すなわち、螺旋状に巻いた長細いコイルで、断面が円形、四角形、台形 なのか、それとも一回巻きのコイルなのか。

carp-8
質問者

補足

説明が足りずすみませんでした。  一回巻きのコイルの場合です。 もしよろしければ、参考までに螺旋状のときの考え方も簡単にでよいので 説明していただくと助かります。 どうかよろしくお願いします。

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