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どうか釈然とさせてください。
翻訳の勉強をしています。テキストはSteven Kingの"Otto's Truck"です。分詞構文がらみで、どうしても釈然としないところがあり、どうかお知恵をお貸しください。英文は、以下のようになっています。 I remember trying not to cry as my father stood grinning at me, convinced he was giving me one hell of a thrill (and so he was, but not the way he thought). この文中のconvincedの主語は、訳例によるとheとなっています。そう言われればそうだという気もします。でも私はIだと解釈しました。そう考えても意味は通ると思うし、どうしてもその解釈から離れることができません。 convinced の前にはbeingが省略されているのはわかります。ただ、文の構造や流れからしてこの場合、convincedの主語がheと捉える方が自然であればその理由を、Iと捉えるのが間違いであればその理由を、またもし両方考えられるならその理由を教えていただけますか?
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アメリカに35年ほど住んでいる者です。 難しいところですね。 さあっと読むと、あなたにようにも感じます。 でも、ここに一つ大きなヒントがあるんですね。 not the way he thought.なんですね。 つまり、つまり、親父はこの人(私)を泣きそうにさせているのは彼がそのようにしていると確信を持っているにょうだけど、彼の思っていた理由からなきそうになっていたわけじゃない。 これで、convincedの主語はHeになるというんですね。 このnot the way he thoughtがなかったら、私ならどちらにでもとります。 そこがKingの文章のうまいところだと思います。 これでいいでしょうか。 分からない点がありましたら、補足質問してください。
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- haruwaspring
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もうひとつ別の例を。 At the sight of the entrees arriving, the children of course fled like startled deer, so we had one of those restaurant meals where you are constantly whirling your head around as you eat, trying to locate the children, with the ever-present danger that you'll get your timing off and stab yourself in the side of the head with your fork. (weの子供たちが走り回るので、レストランのお客たち(you)はフォークで側頭部を つきささないように子供たちの位置が分かるよう常にきょろきょろしている。weが食事をしたレストランはそんなレストランだ、というような意味です。ここでのtryingの主語はyouです。)(Dave Barry's Greatest Hits) 分詞の主語が主部の主語ではない例です。いつもそうなるか、というとちょっとわかりません。
お礼
いろいろ調べてくださったのですね。ありがとうございます!
- haruwaspring
- ベストアンサー率19% (11/56)
書いた後で間違いに気づくとは... >これはshe saw (that)Mrs.Baker..., holding...という構造で、 >that節の後の分詞の主語がthat節内の主語と一致している例ですね。 すいません。that節ではありませんでした。でも、分詞のいい例ではないかと思います。
- haruwaspring
- ベストアンサー率19% (11/56)
またおじゃまします。ちょうどいい例を見つけました。 子供向けの本(Two of a Kind)からですが、 "Turning around, she saw Mrs.Baker in the doorway, holding two jackets." の文で、turning aroundしたのはshe(=Ashley)で、holding two jacketsしているのはMrs.Bakerです。 この後Mary-Kateが(Ashleyの双子の姉妹)「刑務所長のお出ましだわ」とささやいた後に、 「寒いからジャケットを着なさい」とMrs.Bakerの言葉が続きます。 Ashleyたちはいやがっているので、ジャケットを持ってきたのは Mrs.Bakerとはっきり分かります。 これはshe saw (that)Mrs.Baker..., holding...という構造で、that節の後の 分詞の主語がthat節内の主語と一致している例ですね。
お礼
とてもわかりやすい例文、ありがとうございます!
- haruwaspring
- ベストアンサー率19% (11/56)
違っていたらすいません。 このconvincedの主語がheと判断できるのは、not the way he thought以外に、 asで文章が区切られているからではないでしょうか?記憶違いなら申し訳ないのですが、 asやwhenなどの後(that節の後もそうだったかもしれません)に別の主語がくると、 それが後ろの分詞の主語になっている文がわりと多いような気がします。 例文で分詞の主語がIであることをはっきりとさせたいなら、文頭に持ってきて Convinced....とするのが普通だろうと思いますしね。 今度asとかwhenで区切られている文の後に分詞節が来たらどうなっているか 注意して見てみるといいかもしれませんね。
お礼
以降たくさん調べてくださって、ありがとうございました。気持ちは20ポイントさしあげたいですが、先に回答してくださった方を優先させてくださいね。
補足
haruwaspringさん、文法的な観点からの的確なお答えありがとうございました。訳例でconvincedの主語がheだと知ったとき、そういうことであればharuwaspringさんのおっしゃるようなルールのようなものがあるのかな~、と漠然と思いました。ただ、今までの議論の経過の通り、自分の疑問の核を見つけ出せずにいました。 haruwaspringさんの説明で、とてもすっきりしましたし、今後また同じような文章に出会っても自信を持って対処できると思います。
- Josimba
- ベストアンサー率26% (24/89)
#4です。ご苦労様です。 もしも、「I remember trying not to cry の理由として、 as my father stood grinning at me と convinced he was giving ・・・以下略 」 という風にすると、どうしてconvice以下が従属節になっているかの説明がつかなくなると思います。もしmineralsさんのおっしゃる通り、その2つのが「泣くまいとしている」理由にあげられるなら、その二つはおそらく同格扱いにされるとおもいます。例えば、「as my father stood grinning at me and (also as) I was convinced he was ~」といった風になってるはずだと思います。 ここでは「笑っている」という節に「確信している」というのが従属されているので、考えられる訳として、「確信しているから笑っている」というのか「確信しながら笑っている」といったように、分詞構文自体の意味を考慮しながら考えてみてはどうでしょうか? minerals さんの言いたいことはよくわかりましたが、その解釈はちょっと厳しいかも・・?しれません。
お礼
ありがとうございました。
- d-y
- ベストアンサー率46% (1528/3312)
"he was giving me one hell of a thrill"を「しようとしている」のように「意思・意図」を含んだ意味に解釈するのは、可能かもしれませんが、やっぱり若干無理があるような気がします。 もうひとつは、繰り返しになりますが、最初の"he was ~"を「しようとしている」と解釈すると、次の"so he was"も同じく「しようとしている」と解釈するのが素直です。、そうすると、結局「父は、父の思っていたのとは違う意味でではあったが、私にめったにないスリルを味わせようとしていた」と、わけわからんになってしまいます。 mineralsさんの解釈は、可能かもしれませんが、素直じゃない感じがします。
お礼
ありがとうございました。
補足
ここでさらに補足しますと、文中の「thrill:スリル」は、お父さんにとっては、プラスの意味でのスリル(わくわく感)で、「私」にとってはマイナスの意味でのスリル(恐怖)です。 「素直じゃない」ということで、なんとなくわかってきたような気もしますが、どうもまだしこりが残っています。
- Josimba
- ベストアンサー率26% (24/89)
ぱっと読んだ印象で言わせてもらいますが、文章を二つにわけるとすると(意味合いで) I remember trying not to cry as my father stood grinning at me, convinced he was giving me one hell of a thrill (and so he was, but not the way he thought) こうすると、convinced 以下の従属節の主語は「my father」で一貫している考えられるのではと思います。つまり as 以下から分詞構文になっていると考えれば、主語が「I」ではないというのも納得いかないでしょうか? as以下の訳は、「彼は、私にスリルを味わせているものだと(彼自信が)確信していたので、ニヤっと笑って立っていた(確かに彼はスリルを味わせていたが、彼の思うスリルとは違った意味で)」 うまく言い表せませんが、意味をわかっていただいたでしょうか?つまり、my fatherがニヤっと笑っている理由は、彼が確信していたからということで意味は通じませんか?
補足
ご丁寧にありがとうございます。Josimbaさんのおっしゃりたいことはよくわかりました。heが主語だとすると、そのような解釈になります。 ただ、私がぱっと読んだとき、Iが主語のような気がして、そのように訳しました(#2の補足参照)。恐らく、私の頭の中では、 I remember trying not to cry の理由として、 as my father stood grinning at me と convinced he was giving ・・・以下略 がある、というように文の構造を理解しました。 そして、意味的に考えても大丈夫だと思ったのですが。 この可能性のどこに難点があるか、もしお気づきでしたら教えてください。
- d-y
- ベストアンサー率46% (1528/3312)
mineralsさんがどのように解釈されたか分からないので、的確な答えになってないかもしれませんが... 文法的にはどちらの解釈もあると思います。でも、主語がIだと意味的に不自然になるような気がします。 普通「私は、私が怖がっていることを確信した」とは言わないような気がします。怖がっているのは自分なのだから、確信も何もない。分かりきっています。 「私は、彼が私を怖がらせようとしていると確信した」と解釈することは可能かもしれません。しかし、そう解釈すると、その後の"so he was"は前の"he was giving me one hell of a thrill"を受けて、同じことを意味しているはずだから、「確かに彼は私を怖がらせようとしていた。彼が思っているのとは違う意味でだが」と訳の分からないことになってしまいます。 私には、「彼は私が怖がっていると確信していた。確かに怖かった。彼が思っているのとは違う意味で怖かったのだが。」と解釈するのが自然に思えます。
補足
#2の方への補足を書き終わったあと、d-yさんの回答を読みました。私の解釈は、#2の補足をご覧下さい。
- Mell-Lily
- ベストアンサー率27% (258/936)
彼は、自分が物凄い恐怖を私に与えているのだと分かっていたので(それは、確かにそうだったのだが、彼が思っているようにではなかった)、私にニコッと笑いかけた時、私は、泣くまいとしたことを覚えている。 このように、”彼”が主語である方が自然に意味が通じます。
お礼
ありがとうございました。
補足
私はconvinceの主語をIだと思って、以下のように理解しました。 父が下からにっこりと見上げたとき、私にめったにないスリルを味わせようとしているのだとわかり(実際その通りだが、父が考えていたようなものではなかった)、泣くまいとがんばったのを覚えている。 このように、Iがconvinced以下をわかったから、泣くまいとした、と考えられないでしょうか?
- ponpon
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私は主語はHeだと率直に思いました。主語がIになる場合は、受動態になるべきで,それは省略されない(表記されるべき)のではないでしょうか。
補足
ありがとうございます。 受動態であるとすれば省略されない、という発想は思いついていませんでした。
お礼
ネイティブに近い方でも、()がなければどちらの意味にでもとれるような文章であることがわかって、とてもためになりました。これから勉強するときも、そのような文章に注意して、もっと勘を養っていきたいと思います。 ありがとうございました。
補足
Ganbatteruyoさん、私にとってまさに「かゆいところに手が届く」御回答、ありがとうございました。まず、私が感じた疑問が、学習者として全くお話にならないような疑問ではないとわかり、安心しました。 私も、今までの議論の中から、文中の()の中の意味が関係するのではないかとは思いましたが、確信できずにいました。(頭も混乱してきて^^;) Kingは文章の達人だと、話では聞いています。さすがGanbatteruyoさんは、この部分を読んだだけで「うまい」と感じるのですね。私もいつの日か、そのような感覚をもてるようになりたいです。