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節分
先日土用についてこちらに質問した際に新たな疑問が湧きました。 2月の節分って、もしかして「冬の節分」と呼ぶのが正解? よろしくお願いします ( ^^
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- OKAT
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補足要求にある問題について 大辞林では「節分」を (1)季節の変わり目。立春・立夏・立秋・立冬の称。せちぶん。 と説明していますが、「変わり目」はどちらにも属さないとという理屈もなりたちましょう。だから、大辞林の後半の説明は違和感もありますね。 平安時代には「追儺」など、大晦日に行われたものの流れが後の節分に行われる儀式だ、という説もあり、すると「立春」と「節分」との関係は、「新年」と「大晦日」の関係になるかも知れません。当時としては「立春」があくまで主で、「節分」はその前日にあるものというくらいの存在で「夏・秋・冬」の節分は殆ど無視されているようです。 なお、俳句の季語では「節分」は冬の季語とされています。
- jo-zen
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こんにちは。 質問内容については、日本人の季節感と大きく結びついていると思います。 土用は各季節の終わりの約18日間をいい、過ぎ行く季節を惜しむ期間であると思います。だから、 立春の前日までの、冬の最後の期間ですから、「冬の土用」 と呼び表すのです。 これに対して、節分は、各季節の始まり(立春など)の前日をいいます。新しい季節を迎えるため、邪気(鬼)を追い払い、安心して新しい季節を迎える儀式の日なのです。節分当日の夕暮れ、柊の枝に鰯の頭を刺したもの(柊鰯)を戸口に立てておいたり、豆撒きをしたりして邪気を追い払います。ここでは、終わる季節のことは眼中になく、明日からの新しい季節を無事に迎えることしか考えていません。だから、立春の前日の節分のことを、 冬の節分ではなく、「春の節分」 と呼び表すのです。 特に何を調べてこのように出てましたので間違いないですということではありませんが、以上のようなことで 立春の前日までの、冬の最後の期間を「冬の土用」 立春の前日(冬の土用の最終日でもありますが)を「春の土用」 と呼ぶのは間違いないかと思います。視線のベクトルが逆なのだということです。
お礼
いつもご回答ありがとうございます。 始まりの前日・・・・・? それは、えーとつまり、“終わり” という意味ですね? そりゃアナタ、「反対の賛成なのだ」と同じっすよ~! ( ≧∇≦)ノ彡☆Bang bang! 【以上冗談】 失礼しました (笑) ベクトル(懐かしい言葉です)ですか、言われてみればそんな気がしなくもありません。 ただ、陰陽道に関する説明を読みますと、土用は季節の終わりを惜しむ風習というようなものではなく、禁忌期間の性格を持つようです。また節分についても、厄払いの風習を見ると意識的にはそれに近いものを感じます。ですから、節分にしても新年(季節)の行事・風習と見ることは出来ないと思うんですけどね・・・(ーー;
- OKAT
- ベストアンサー率38% (247/639)
「冬の節分」という呼び方は、あるかどうか知りませんが、4回あるようです。参考URLをご覧下さい。
補足
> 4回あるようです。 その4回をそれぞれどう呼び分けたらよいと思われますか? ( ^^;
お礼
再度のご回答恐縮です。 > 大辞林の後半の説明は違和感もありますね。 ふと思ったのですが、案外この辺に答えがあるのかもしれません。 二十四節季では太陽黄径315度に達した瞬間を立春と呼んで季節の境目としていますが、「節分」という言葉のニュアンスを考えた場合、むしろこれこそがその時に相応しいと言えるでしょう。もし、古くは「節分」が立春点を指していたとしたら、当時の人々はそれを “春の節分” と認識していたに違いありません。後に「節分」は “季節の最終日” に語義を変えるが、従来の春夏秋冬との対応関係はそのまま存続し続けた‥ あくまで想像の域を出ませんが、かなり手応えは感じますね ( ^^