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田んぼ横の土地
宅地用の土地の購入を検討しています。今検討している土地はまだ造成前です。元々田んぼだったのか、何だったかはわからないのですが、すぐ横に現役の田んぼがあります。もちろん、造成時に地盤調査は行うのでしょうけれども、今後ずっと田んぼのままだった場合、田んぼから水がしみこむとか、地盤的な悪影響はないのでしょうか?
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わが家も粘土質の田んぼの所を造成業者が造成した分譲地で、今は周辺全部住宅が建ってしまいました。 通常、田んぼの上に、ガラ石の入った山土で盛り土をして、境界にはコンクリートの土留めをしますので問題ないと思います。田んぼも田植えの時期をピークに水田に水を張る水量もそんなに多くなく、家の地面と田んぼの水面の高度さが1mもあれば特に問題ないと思います。 それよりもその地帯が過去に洪水被害に遭ったり、豪雨で田んぼが水没したといったことがなかったか、湿地帯でないか(年中水田がじめじめしていて水がたまり、土壌が乾燥する季節がないなど)ということの方が問題ですね。 水田の近くの住宅は、水田の上を通り抜けてくる風は涼しいことはいいですか、夏期は窓をあけて明かりをつけておくと蛾や昆虫が沢山飛びこんできますので網戸が必須ですが、窓の桟には虫の死骸で一杯になります。 また、農家が農薬を散布する時は、農薬が舞いますので、窓を閉め、洗濯物や布団などを戸外に干しておけません。農薬散布は稲の害虫が大量に発生する時期にやりますので、稲に付く蛾や蛾の幼虫を駆除するためのもので、隣接住宅は迷惑を蒙りますが、家に飛び込んでくる蛾などが死滅し減少しますので悪い面ばかりではありません。 水田を埋め立ててコンクリートの土留めの要壁を作って1m以上の盛り土をして、土地をしばらく寝かせて、地盤を固めて安定させてから、新築するのが普通です。 わが家の場合コンクリート住宅で重量があるので、地盤の強度を測定し、建物の敷地部分を中心に砕石を土に入れ込んで貰い保証済みでした。それでも念に念を入れて、建物の基礎のコンクリートの厚さと逆Tの基礎の埋設水平部の幅を2割増しの設計をしてもらいました。 参考にして下さい。
お礼
心強いご意見ありがとうございました。