世界の亀山

質問

SHARPの亀山は世界でも日本国内でも信頼を置かれていますが、そんな亀山が競争の観点から優位な点、持つブランド価値といったらどんな点なのでしょうか・・・？教えてください！お願いいたします

回答No.3

tanuki4u

液晶テレビは　液晶（のドットの集積）　＋　チューナー　＋　色再生
大まかに言えば上記の三つの合体物です。
全体としての液晶テレビの良さは、上記の三つの部分と、部分の調整によって決まります。
液晶の品質は、一般ユーザーにとって最も分かりやすいのが「ドット落ち」色調云々より、ドット落ちがあるかどうかが一番分かりやすい。
ドット落ちさせないかどうかは、歩留まりの向上であり、永年にわたる生産技術の蓄積がこの歩留まりに効果があります。

そこが優れていたのがシャープの亀山工場。

回答No.2

kantansi

シャープ（元の早川電機）は、日本で最初に白黒テレビや電子レンジを販売したメーカーでもあり、Ｎｏ．１さんが言われるように昔から技術力には定評がある家電メーカーでした。　ただし、松下、東芝、ソニーと言った大手家電メーカと較べれば規模が小さいこともあり、フラットブラウン管にこだわっていたソニーなどよりずっと早い時期にブラウン管テレビに見切りをつけ、経営資源を液晶パネルに集中させることで、液晶パネルのトップメーカーの地位を確立しました。　シャープは高品質の液晶パネルを作ると共に、使用するマザー・ガラスのサイズをどんどん大きくして効率を上げ、価格競争力もつけてきました。　現在亀山第２工場では第８世代と言われるサイズのマザー・ガラスを使用していますが、新日鉄堺の跡地に第１０世代（2,850mmX3,050mmで第８世代の１．６倍の大きさ）の液晶パネル工場を建設中で、2010年3月から稼動予定です。　ここまでマザーグラスが大きくなると輸送が大変な為、ガラス工場や、光学フィルム工場など、液晶パネルの各部材メーカも近隣に誘致されることになっています。　こういうことで、シャープの液晶パネル自体は世界のトップに立つものですが、残念ながら半導体メーカーでない為、自前の画像エンジンを持っておらず、外部から調達していると思われます。　事実かどうか分かりませんが、東芝の旧式な画像エンジンを購入していると言ううわさもありました。　そのためか、シャープの画像エンジンの評価はあまり芳しい物ではありません。　よって厳密に言えば「亀山ブランド」と言うのは、液晶パネルに限っての物で、完成品としての液晶テレビの出来は、トップとは言えないようです。

回答No.1

sionn123

katimenkoさん　こんにちは

　シャープってメーカーは、大正時代に世界初の「シャープペンシル」を作ったメーカーってご存知ですか？？？鉛筆は鉛を中心とした成分で作った芯の周りの木製のものを巻いて作っています。この芯の周りの木素材のものは結果として削って使いますから、ある意味文字を書くのには関係なくて無駄使いしている様なものです。ですから芯だけで筆記出来る道具は作れないものか？？？と言う新たな発想から今の「シャープペンシル」で出来るわけです。この「シャープペンシル」の「シャープ」を商号にした会社が、今の「シャープ」な訳です。

　この様に他社とは一味も二味も違う発想で物事を考えて製品化している会社が「シャープ」なわけです。そしてシャープは「亀山ブランド」と言われる前から液晶のトップメーカーだったんです。液晶研究の歴史は長く、今でこそ全ての電卓の表示部は液晶ですけど、世界初の液晶を表示部に使った電卓を生産したのも「シャープ」なんです。（１９７３年）そしてそれまでの液晶研究の集大成として、1988年に世界初の１４インチＴＦＴ液晶カラ－モニターを発売する事になります。

　以上のような長年の液晶の研究成果の結果として、他社とは違う高品質な液晶表示装置を作れる様になって行ったのが現在の「シャープ」なんです。そう言う高品質な自社製液晶表示装置を使った液晶ＴＶを生産している工場が、三重県鈴鹿にある「亀山工場」なんです。この亀山工場は、日本初の量産型ＴＶを1953年に作ったのもそして国産初の液晶ＴＶを作ったのも「亀山工場」なんです。シャープの液晶技術を全て次ぎ込んだ液晶ＴＶ（アクオス）を生産しているのが「亀山工場」なんです。したがって液晶ＴＶ「アクオス」の事を別名「亀山ＴＶ」と呼ばれる位に、液晶ＴＶに関しては「亀山工場」がブランド化しているんです。そう言う「亀山工場」製の液晶が高品質と言う事で、ソニーではシャープの亀山工場製液晶を使った液晶ＴＶも作られている位なんです。

　以上液晶に関しての技術力の高さから「亀山工場製の液晶」はブランド化しているんです。

　以上何かの参考になれば幸いです。