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紫式部は何冊の原本を書いたのですか?
源氏物語の写本が新たに発見されたというニュースがありました。 その中で、紫式部本人が書いた原本は現存していないと説明がありました。 当時、紫式部は多くの人に読まれるように源氏物語を書いたわけですよね? 一方、印刷技術なんて存在しない時代ですから、「手書き」 しか方法は無かったはずです。 とすると、紫式部は一体何冊の原本を書いたのでしょうか? 1. 一冊だけ書い原書を「回し読み」 をした? この場合、あっという間にボロボロになると思うのですが ・・ 2. 本人が数冊書いた? 3. 本人が書いたのは一冊だけで、原書として誰にも読ませずに保管。 そのため、回し読みさせる前に原本を基に数人の手により全く同じ内容のコピー (写本) を取らせ、それを複数の人に同時に読ませた? 「源氏物語」 以外にも枕草子、古事記、日本書紀などなど、印刷技術が無い時代はどうやって複数の人に読ませていたのでしょうか?
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お礼
有難うございました。 なるほど、「紫式部が書いた原本」自体が存在していない可能性もあるわけですね。 本当にミステリーですよね。 誰かが借りるたびに写本を作成していけば、ねずみ算式に爆発的に増えるわけですが、考えれば、これって紫式部の承諾を得て写本を作っていたと考えられますか? ご説明を伺って、写本を繰り返していく内に段々をオリジナルと違う内容になる場合もあると思うのですが、今そんな事をやったら、「著作権の侵害」の問題は別として、「オイオイ、勝手にコピーを作るなよ! しかも俺が書いた内容とは随分違うじゃないか」と憤慨するように思うのですが ・・・