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乗算回路・2乗回路
乗算回路と言うと、バイポーラTrを用いる場合であれば、 Vbeで対数圧縮する方式が一般的かと思います。 同様の方法で、ある任意の入力電圧または電流を、 2乗し出力したい場合、もっとも簡略化される回路形式とは どういった形式が考えられるでしょうか? なんとなくイメージですが、Tr5~10石くらいで 出来そうな気がするのですが。 精度は素子特性に依存するので、現状相対精度は 考えないものとします。
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logの2乗回路は,紹介した古書のRMS-DC変換のところに載っています. log-ampと同様にベース接地されたトランジスタのエミッタにトランスダイオード(B-C間を接続したトランジスタ)を直列にするだけです. それにantilog回路をつけたものです. 乗算回路と同様にトランジスタ4個(ペアトランジスタ2組)必要ですから,どちらがエエのかはシミュレーションか作ってみないとわかりませんね. 紹介した古書は,僕がAmazonから購入した10年前は汚いのが$30以上でしたから,今は出物も豊富でエエ時代だと思います. 論文は,図書館で探すかコピーサービスでしょう. ただし,高精度は期待できません.
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- anachrockt
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2乗回路は,log-antilogタイプの乗算回路を使うのが簡単です. 乗算回路の詳細は,この本に詳しいです. http://www.amazon.com/dp/007071570X http://www.amazon.com/dp/091655001X この手の技術は大昔に衰退してしまって,このような古書にしか書いてありません. log-antilogタイプの乗算回路は,マッチングの良いトランジスタ4個とオペアンプ4個で構成されています. なお,オペアンプを使わない場合は,電流モード乗算回路があり,トランジスタ5個で構成されます. 詳しくは,電子通信学会の論文「論文番号:昭 55-659[C-139]を見てください.
- tance
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ジャンクションFETのゲート電圧とドレイン電流の関係は概略2乗特性 です。ドレイン電流が0に近い所では少々誤差が出ますが、なかなか 良い近似ができますよ。 トランジスタで差動アンプを構成し、共通エミッタ電流によりゲインを コントロールすると掛け算器ができます。(ギルバートセル参照) 一つの入力をPWMして、そのパルス波高値をもう一つの入力とすれば LPFを通すと、これも掛け算器になります。 ダイオードを使うLog方式は意外と精度が出なかったり調整が難しい です。 最近は折れ線近似のICも出ています。
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早速のご回答ありがとうございます。 No.1様の補足にも記載いたしましたが、 なにぶんロウコスト-高精度が求められており、 相対精度で回路を構成し、ご指摘のVFにてLog 変換-逆Logにて出来ないかと考えています。
- foobar
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ホール素子の直下にコイルを置いて、ホール素子の電流端子とコイルを直列に接続すれば、 ホール素子の出力電圧は、そこを流れる電流の2乗に比例します。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 当方が想定している回路では、 ホール素子もコイルも使えない制約が あるため、使用できないんです。 補足が必要でしたね。すいません。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 log-逆logでの構成を考えていますが、 ご指摘の通り「乗算回路」であって、2乗回路では ないんですよね。で、乗算回路より2乗回路の方が 簡素化できるんじゃないかと、色々イメージを 膨らませているのですが、なんとも良い回路構成が 浮かんできません・・・。 ご教授頂いた本は、購入するなりしてみてみたいと思いますが、 論文の方は、ネットなどでも見れるものなんですか?