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売約高と売上高の違いって?

中小企業の商社の経理に配属が決まっているのですが、財務諸表を見ると売約高、売約利益、売上高、売上総利益となっており、通常の会社とは違う売約高と売約利益という勘定科目が表示されていました。 売約高と売上高の違いがよく分かりません。どなたか分かる方ご教示下さい。

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  • minosennin
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回答No.1

「財務諸表」とは、いわゆる管理会計(企業の内部会計)の帳表のことでしょう。会社法や金融商品取引法による制度会計では、売約高とか売約利益は出てくることはありませんので、これを管理会計の帳表と考えざるを得ないと思います。 「売約高、売約利益」と「売上高、売上総利益」には、本質的な違いはなく、把握時点の違いによるものです。 売約高とは受注契約時点でとらえた数値、売上高とは引渡し等により売上げた時点の数値で、通算すれば両者は同額になる性格のものです。 店頭販売のような業態では、受注と売上が同時ですから、あえて売約高と売上高を分けて把握する実益はないのですが、貴社のように受注から売上までにタイムラグがある業態では、受注段階でも営業活動の成果を把握する必要があるので、売約高、売約利益といった項目が経営管理資料に取り入れられているは当然のことです。 管理会計の帳表は、法律等の制約を受けず、純粋に経営目的のために自由な形式で作成されるものです。