スフィンクスの侵食とデザイン性
スフィンクスは世界最古、最大の石造彫刻品と言われていますが、
造られた正確な年代はまだはっきりしていないようです。
一万年以上前という説もありますが、どうでしょうか?
太古のエジプトに大雨が降った時期があり、スフィンクスの胴体の石
を激しく侵食した跡はそのためによるものだと言うのですが・・・
写真でしか見たことはないのですが、首から顔にかけての部分はあまり
侵食されていないようにも見受けられるのですが・・・
それと、人の顔をもったライオンの半神半獣としてのデザインですが、
ピラミッドとの組合せを見るときに感じるのは、完璧に対照的なデザイン性だと言うことです。
ピラミッドは純粋形態(抽象形態)であり、スフィンクスは自然形態です。
この二つの偉大な建造物が対照的なデザイン性を持って組合せられているという事にも秘密があるような気がします。
普通の遺跡では二つのデザインが適当に組合せられて美しく飾られているのですが、これは全く違うのです。
直線的なデザインは理智や法則、永遠性を表し、曲線的なデザインは
自然で有限な現実性を表していると思います。
誰かこの対照的なデザインの組合せの秘密を知っていましたら教えてください。