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「燃油」という単語は以前から一般的に使用されていましたでしょうか?
最近原油価格の高騰に関連して色々な価格高騰についてのニュースを良くテレビ等で報道されますが、その中で「燃油」という単語がしばしば使われており、私としては耳新しい気がします。 もちろん意味としては燃料に使用される油という事である点は理解しておりますが、この単語は従来から一般的に使用されているが私が知らなかっただけなのか、原油高騰傾向を意識して「油」という点に重点を置いた比較的新しい言い方なのか知りたいと思いました。 どなたかご教授頂ければ幸いです。 よろしくお願い致します。
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「燃油」という言葉は、旅行業界の用語のようなものです。一般的には「燃料」を使います。 原油価格の高騰を背景に、燃料代の一部を利用者に課す「燃油特別付加運賃(一般には「燃油サーチャージ」)」という言葉が、航空運賃を中心に浮上してきたのは、確か2005年くらいからだったと思います。燃油サーチャージという言葉が海外旅行者の間で浸透していき、「燃油」という言葉がマスコミなどでも使われるようになったものと思います。「燃油高」「燃油の高騰」などと使われますが、以前は「燃料高」「燃料費の高騰」といいました。
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- mabomk
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運輸、航空業界、、、、、では、第一次石油ショック時に、高騰する燃料油の上昇幅に応じて「荷主」から「サーチャージ」を頂くようになりました。 Fuel ----→ 燃料油 --(省略)-→ 燃油 (日本語の変化) Fuel Surcharge - 燃油付加料金(直訳) この直訳が日本語としてこなれていないので、世間一般に「燃油サーチャージ」となりましたとさ、おしまい。 参考情報(JAL) http://www.jal.co.jp/jalcargo/fuel/
お礼
仕事柄船積み関係にも長年かかわっておりますが、 一般的にはBAF(Bunker adjustment factor)として 燃料割増料率はありましたが、Fuel Surchargeと言う 言い方は聞いた事がありません。 しかし近年の旅行業界派生の新しい言い方で、 それが広まったのでしょうね。
- MockTurtle
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一般的に使用されていたとは言えないでしょう。少なくとも私は最近まで聞いたことはありません。 「燃油」という言葉は辞書にも載っていますから、昨日今日作られたものでないことは確かです。実物で確認したわけではありませんが、一部業界では財務諸表の勘定科目に「燃油費」という費目を設けているようですから、航空・海運などの運輸関連産業ではかなり昔から存在したのではないかと思います。ちなみに国会審議では以前からよく登場しているようです。 参議院会議録情報 第94回国会運輸委員会第4号(昭和56年4月9日) http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/094/1290/09404091290004a.html こう言った特定業種に固有の言葉というものは、自然に世間に広まることは比較的少ないと思います。それが表舞台に登場するのは、多くの場合時事問題として国会等で取上げられたり、赤福の「巻き直し」のように何等かの事件絡みのケースでしょう。金融機関では誰もが知っている「分類債権」という言葉も、1990年代以降銀行がバタバタと音を立てて倒れるようになるまで(いわゆる不良債権問題)は、一般人で知る人はごく少数だったと思います。 なお、最初私は「燃油」を石油精製や元売業界辺りの用語ではないかと疑ったのですが、その筋の用語辞典などを色々見ても、「燃油」は見当たりませんでした。ただし、「燃料油」というのはありますね。あくまで推測ですが、これが短縮されて「燃油」になったのかな‥という気もします ( ^^ - 参考 - 「燃料油」 天然ガス用語辞典 http://oilgas-info.jogmec.go.jp/dicsearch.pl?sort=KANA&sortidx=1&target=KEYEQ&freeword=%E7%87%83%E6%96%99%E6%B2%B9&tdummy=KEY&yougofield=%E6%B2%B9%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%82%B9%E7%94%B0&yougofield=%E8%A3%BD%E5%93%81&yougofield=%E4%BC%81%E6%A5%AD&yougofield=%E3%83%91%E3%82%A4%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3&yougofield=%E5%8D%98%E4%BD%8D&yougofield=%E7%B5%84%E7%B9%94&yougofield=%E3%81%9D%E3%81%AE%E4%BB%96&refcount=100
お礼
特定業種の言い回しが世間一般に広まったのではないかと言うご説明納得がいきます。 有り難うございました。
一般に使用されていたかということは、私のような一般人が答えてもいいのですよね。 間違いがあったら、よく知っている方が突っ込んでください。 燃油という言葉は、 「燃油サーチャージ」 という言葉として使われることが多いようです。 そもそもが、燃油サーチャージ自体、そんなに昔からあるものではありません。 燃油高騰という言い方もありますが、 その場合でも、航空機や船舶の燃料を意味していることが多く、 陸上の乗り物や機械の燃料を意味することはあまりないようです。 燃油という表現が、航空業界(や船舶?)ではよく使われていたものかもしれませんが、 航空機で外国に行く機会が多くなってから、一般化したものと考えます。
お礼
どうやら燃油サーチャージと言う言い方は近年広まったもののようですね。どうも有り難うございました。
- nrb
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昔からある一般的な用語ですね・・・ただ・・・普通はガソリンとか軽油、重油など個別の名前で聞く事が多かったですが・・この言葉が良く聞くように成ったのは 原油高騰により燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)が設定されてごく普通に出てくる単語になったせいですね
お礼
ご回答有り難うございました。
お礼
20年来仕事柄海外には飛行機で良く出かけますが、「燃油サーチャージ」と言う言い方を昔は聞いた事がありませんでした。 2005年ぐらいから海外旅行者に浸透した言葉がマスコミに広がったという事であれば合点が行きます。説得力のあるご回答有り難うございました。