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ネオジウムについて
ネオジウム無しのモーターを開発したと新聞に書いてありましたが これって、すごいことなのですか? ネオジウムがあるのと無いのでは、どこがどう違うのですか? ご存知の方、ご回答よろしくお願いします。
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近年モーターが小型化しています。小型化に一番貢献しているのは、強力な磁性体(磁石と云ってもよい)が開発されたことです。 ネオジムが大変よい材料であるのは皆様が述べておられます。 モーターが小さくなれば、場所を取らず、また軽くなります。自動車の場合は、軽量化で燃料消費率もよくなります。 ネオジムを使って、モーター自身の効率が上がるかどうかは知りません。 ネオジムなしに、モーターを作るには 1.いくらかの欠点を許容するか、(大きくなるなど) 2.ネオジムより良い磁性体を開発するか、 3.モーターの形状を工夫して新しい設計をするか どれかですね。記事には書いてありませんでしたか。
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- ha_na_ge
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No.2です。 わたしも技術の人間ではないので、あまり具体的ではないですが、 ネオジム磁石は従来のサマリウムコバルト磁石やフェライト磁石 と比較して、最も磁力の強い磁石です。 そのネオジム磁石の性能を最大限活かすための添加剤がジスプロシウムです。 現段階でネオジムはハイブリッドカーにおいて文句の付け所ない材料ですので ネオジム磁石を使わずに得られる物理的メリットなど無いのかもしれません。 逆に、ネオジムを使っていないモーターの品質は大丈夫なの?と危惧してしまいます。 今回はあくまでコスト削減のためにネオジムを使わない製品を 開発したんじゃないでしょうか(推測) ユーザーに利点があるとすれば、モーターの原料が安くついたおかげで 自動車本体価格が若干下がる、なーんてことがあるかも? まぁ、自動車メーカーの儲けが増えるだけだと思いますけど。
- ha_na_ge
- ベストアンサー率34% (132/381)
ハイブリッドカーにネオジム磁石が使われています。 添加剤として更に高価なジスプロシウムも使われています。 ネオジム無しのモーターなら、必然的にジスプロシウムの使用も なくせますので、コストダウンにつながります。 大手磁石メーカーの係長と話をする機会があるのですが ジスプロシウムの使用量は年々減っていっているのは確かなようです。 また、ネオジムもジスプロシウムもプラセオシウムも希土類金属で 中国からの輸入に頼っており、資源確保が困難になってきております。 中国政府の輸出規制で税金がかけられており、輸入者は苦労しております。 ネオジムを使わずに同等の品質の製品を開発し、自動車メーカーに 浸透すれば日本経済に良い影響を与えてくれる、かもしれませんw
お礼
なるほどー。 モータを使うユーザーとしては何か利点はあるのでしょうか? 例えば、モーターを組み込んだ高出力製品が作れるとか、消費電力を少なく出来るとか、ネオジムをなくすことで得られる物理的な効果はどのようなものが上げられるのでしょうか? 技術のことがまるで分かりません。ご存知なら教えてください。
- sanori
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こんにちは。 まず、最初に、 ネオジウム ではなくて、 ネオジム です。 間違っている人って、かなりの割合でいますけどね。 英語では、Neodymium(ネオジミウム)。 (類似の例では、プラセオジムという元素もあります。) さて、 ネオジムはレアメタルなので、高価です。 使わずに済めば、安くできます。 こちらもご参考に。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1413597394
お礼
なるほどー。 ユーザーとしては何か利点はあるのでしょうか? 例えば、高出力製品が作れるとか、消費電力を少なく出来るとか、 技術のことがまるで分かりません。ご存知なら教えてください。
お礼
皆さん、色々有難う御座います。 新聞に書いてあったことは、横浜の方のベンチャー会社で 長年の研究の末、ネオジムなしのモーターを開発したという事と どうやってハイパワーになるのか分からないのですが、性能も上がっているそうです。EVモーターという名前です。 ちょっと後で、詳しく書き込んで見ますが、次世代モーターなら かなり面白そうだな?と思って書き込みました。