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フランス語:不動産の用語について
●フランスの不動産の雑誌に「2/3 pieces」「3/4 pieces」を見かけましたが、どういう意味でしょうか? ●また「la veranda」は日本語訳で「ベランダ」とありますが、 ベランダ=le balconで、la verandaはどちらかというと 日本語で言うサンルームに近いと思っていますが、 la verandaとは何でしょうか?
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こんにちは。3/4のご質問以来ですね。 ご質問1: <「2/3 pieces」「3/4 pieces」~どういう意味でしょうか?> 部屋数のことです。 1.2/3 pieces: (1)2部屋または3部屋、ということです。 (2)pieceとは「部屋」のことを言います。 (3)この部屋数には、リビングや寝室、子供部屋なども含まれます。 (4)しかし、玄関の小スペース、台所、浴室などは含まれません。 (5)2または3部屋というのは、使い方によってはどちらの部屋数にもなる、ということです。つまり、リビングを仕切って2部屋を3部屋にするなどです。 2.3/4 pieces: (1)同上で、3または4部屋のことです。 (2)ちなみにこの表現をする不動産物権は、アパルトマンのことだと思われます。 (3)1軒家であれば、grand sejour「大リビング」、2 chambres「2寝室」と通常は表記されるからです。 (4)ちなみに、家だと部屋を分割できそうなリビングはsejour doubleという言い方をします。 ご質問2: <la verandaとは何でしょうか?> ご質問にある「サンルーム」にあたります。 1.仏語のベランダは、ガラズで閉ざされた光の入る室内のことを言います。勿論ガラス戸の開閉も自由ですが、必ず閉め切ることのできる空間を言います。 2.日本的感覚だと、テラスにある温室的な空間でしょうか。まさにサンルームという感じです。 3.なお、仏語で「テラス」は、日本と同じ感覚で、地上にある戸外のお茶などできるスペースを言います。仏人は、夏はテラスでバーベキューをすることが多いのです。(我が家も来週客を招いてバーベキューパーティを予定しています(笑)) ご質問3: <ベランダ=le balconで> 1.仏語でバルコンは日本語のバルコニーと同じ感覚です。 2.つまり、地上ではなく空間に位置し、部屋から突き出た戸外の部分、という場所です。アパート、家どちらにもあり、だいたい手摺がついています。 3.アパートにバルコンがあるなしでは、価格が異なります。 以上ご参考までに。
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ベランダ(バルコニー)について これらの言葉は外来語として国や地域によって新しい意味が加わり定着していくので複雑です。私はフランスに住んだことはありませんが、フランスでも戸建て、アパート、パリ周辺と地方などで違いがあるかも知れません。 ベランダはヒンディ語語源でヨーロッパにはポルトガル語から取り込まれたと辞典にあります。家のある部分が部屋から突出し外部を見るところが原意だと思われますが一般には屋根つきです。 バルコニーはイタリア語→英語→フランス語 同じように部屋から突出した部分があり、屋根の有無とは関係ないようです。 日本ではアパートのベランダを特にバルコニーと呼ぶので屋根ありが普通でしょう。屋根のないバルコニーを特にテラスと呼んで区別する場合もあります。 日本では建築・不動産用語としてベランダとバルコニーははっきり区分けしているようです。
お礼
いつもありがとうございます。 フランスでの生活に基づいた返答、 大変助かります。 なぜだか日本の本(辞書を含む)にはverandaはベランダ、 balconはバルコニーと書いてあり、疑問を持っていました。 またこういった説明で助けてください。