• ベストアンサー

ドル高

プラザ合意のことで聞きたいのですが、 「1980年代初めのアメリカではインフレーションの抑制を目的にした厳しい金融引締めが行われていた。 金利は2桁に達し、世界中の資金がアメリカへ集中した。結果、ドル相場は高めに推移することになり・・・・・」 とありますが、知りたいことは以下の三つです。     (1)なんで金利が高いとなんでドル高になるのか     (2)この金融引締めというのは中央銀行とかが貸付の金利を上げてるということなのか     (3)世界中の資金がアメリカへ集中する理由 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

(1)と(3)は繋がっています。 まず(2)から。 インフレは、物が足りなくて価格が上がるのが基本です。その結果、企業はお金を借りて、設備投資をして生産拡大します。 そこで物が売れると、企業が儲かって、サラリーマンの給料も上がります。 すると色々物が買えるので、ふたたびインフレになります。 これが良いスパイラル。 それを抑えるために、設備投資するための貸し金の金利を上げることで、お金を借りにくくします。 これが金融引き締め。 さて、(2)で金利を上げると、銀行金利(貸し借り両方)も同時に上がります。 すると、預けるだけで増えるお金が多くなります。 だから、皆自分の国の銀行で預けるよりも、アメリカの銀行にお金を預けたほうが金利が高くて嬉しいわけです。 すると、今も外貨預金をするように、ドルで預金するようになります。 ドルで預金をするのに、自国の通貨をドルに換えるわけですから、当然ドルが大量に買われます。 ドルが大量に買われると、ドル高となりますね。 ということで、(2)がおこると、(3)がおこり、(1)の結果を引き起こします。

yoshiki-44
質問者

お礼

素晴らしくわかりやすかったです!感謝です!