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過電流継電器の動作時の警報を出す時間について
はじめまして。 キュービクルの図面の一部を書いて気になることがありました。 過電流継電器(オムロン K2CA)の動作時にVCBをトリップさせて、警報接点をリレーで受け自己保持させ、表示灯を点灯させるシーケンス回路がありましたが、 ・過電流継電器は停電したら警報接点も解放されるのでしょうか? ・また、解放されるとしたら停電から解放までは何ms位なのでしょうか? 上司に聞いても、前例で動いたから大丈夫といわれ、カタログ調べても理解力無いのか、納得できる情報がありませんでした。 全く急ぎではないですが、ちょっと気になったので質問させていただきました。よろしくお願いします。
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OCRはほとんど静止型で引外し用接点と故障表示用接点を備えています。 引外し用接点にはしゃ断器の引外し用コイルを励磁するためにかなりの電流が流れます。 そこでしゃ断器の補助接点を挿入して電流を抑制するような工夫をします。 と言うことはOCRの補助電源も喪失します。 そこで故障表示接点は自己保持するとともにOCRにはどの要素(限時・瞬時)で働いたのか、どの相電流で働いたのか機械的表示が準備されています。これはOCRの外部に機械的な復帰レバーがありこれで復帰します。 つまりしゃ断器がOFFすればOCRの接点は復帰します。 【参考1】 復帰時間はパワーリレー相当で30ms程度と思いますがダイオードなどで遅延されている可能性があります。 【参考2】 O社のOCRは接点が荒れる可能性があるため交換リレーが付属されています。
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- outerlimit
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制御回路が 遮断される回路と別の電源で動作するか、停電補償が組込まれているはずです 制御回路が 遮断される回路から電源を取っていて、停電補償が無ければ 遮断した時点で 制御回路の電源も遮断されますから 保持していたリレーは開放されます 交流リレーならば数サイクルでしょう 直流リレーならば 電源回路に依存します
お礼
回答ありがとうございます。 VCBが解放されたらOCRの警報接点も数サイクルで解放される ということですね。 OCRが動作したら、警報接点も自己保持されると勘違いしておりました。 ありがとうございました。
お礼
回答有難う御座いました。 よく分りました。 警報接点は30ms程度しか動作しないので、 その間にリレーを励磁させ、自己保持をすれば警報も問題なく表示し続ける事が できる訳ですね。 有難うございました。 ちなみに、これはどのメーカーでも警報接点の特性は変わらないのでしょうか?